MS-17Jガルバルディα高機動型陸戦試作機

ジオン系

MS-17Jは、ガルバルディαを地上戦向けに再設計した高機動型陸戦試作機である。宇宙戦闘を前提とした原型機の推進・姿勢制御技術を転用しつつ、砂漠や荒地での長距離機動、急制動、短時間跳躍を可能にするため、脚部装甲と関節部を大幅に強化。背部には大型推進ユニットを装備し、地上機でありながら通常の陸戦型モビルスーツを上回る瞬間加速性能を獲得している。

一方で、出力の高さに対して脚部への負荷は大きく、運用には熟練した操縦技術と頻繁な整備が必要とされた。そのため量産には至らず、主に砂漠地帯のジオン前線基地で実戦データ収集機として運用されたとされる。

重装甲の盾と実弾火器を備えた本機は、拠点防衛よりも機動防御や強襲離脱戦を得意とし、敵部隊の側面へ高速で回り込み、短時間で戦線を攪乱することを目的としていた。ガルバルディ系の堅牢な機体構造と、地上用高機動ユニットを融合させた、試作機らしい荒々しさを持つ一機である。

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