連邦軍が省資源・大量配備を目的として開発した陸戦型ボールに対抗するため、中国人民軍が独自に開発した12m級陸戦用モビルポッド。
連邦軍の陸戦型ボールは、低コストで数を揃えられる支援火力機として各地に配備され、基地防衛、砲撃支援、戦線後方の哨戒任務で一定の成果を上げていた。これに対し中国は、人型モビルスーツほど高価ではなく、かつ装甲車両よりも地形対応力に優れる小型歩行兵器として、CNP-12C リーガードを開発した。

形式番号のCNPは「Chinese National Pod」または「Combat Navigation Pod」の略称とされ、12は12m級機体、Cは中国仕様の改修型を示す。愛称の紅星は、エンジ色の識別塗装と人民軍系の部隊章に由来する。
機体構成は、球形に近い中央ポッドと長い二脚を組み合わせた軽量歩行構造で、陸戦型ボールのような簡易支援兵器でありながら、荒地・山岳地帯・基地外周・市街地跡などでの機動力を重視している。人型MSのような格闘戦能力は持たないが、脚部による高い段差突破能力と、車両では入りにくい地形での運用性を強みとする。
武装は、機体上部および胴体部に配置された小口径砲・機関砲・対歩兵用火器が中心。連邦軍の陸戦型ボールが後方からの砲撃支援を得意とするのに対し、リーガードは前線寄りの哨戒、基地防衛、対軽装甲目標への牽制射撃を担当する。大型MSや重戦車との正面戦闘は想定されておらず、あくまで安価な数的戦力として運用される。

最大の特徴は、単眼式センサーと軽量な脚部ユニットによる索敵能力である。高所からの監視、基地周辺の巡回、無人偵察機との連携により、陸戦型ボール部隊の接近を早期に察知し、HWR-00-MKII級の重砲撃機やザク系主力機へ目標情報を送る役割を担う。

防御面では、正面装甲こそ強化されているものの、側面や脚部関節は比較的脆弱である。そのため人民軍では、リーガードを単独の決戦兵器ではなく、安価な歩行式警戒ポッド、あるいは陸戦型ボール対策用の前哨機として位置づけている。


