MS-05DザクⅠ陸戦砂漠型耐防塵仕様

ジオン系

MS-05Dは、旧式化したザクⅠを砂漠・乾燥地帯での長期運用に適応させるため、現地改修を主体として再設計された陸戦仕様機である。

最大の特徴は、砂塵侵入を防ぐための関節部シーリングと、吸排気系・冷却系への大型防塵フィルターの追加である。砂漠地帯では通常の陸戦型MSでも駆動系の摩耗やセンサー不良が頻発したため、本機では膝・足首・肩・肘などの可動部に蛇腹状の防塵カバーを装備し、内部機構の保護を優先している。

装甲色は砂漠迷彩を意識したサンドイエロー、オレンジブラウン、ダークグリーン系で構成され、遠距離からの視認性を抑えている。旧式機であるため運動性能は最新鋭機に劣るが、構造が単純で整備性に優れ、過酷な前線臨時基地での稼働率は高かった。

主武装は長距離支援用バズーカ、携行火器、近接戦闘用ヒートホーク。背部には追加推進器・予備弾倉・通信装備を集約した砂漠行軍用ユニットを装着し、補給線の伸びた砂漠戦線での単独行動能力を高めている。

一年戦争が長期化した世界線においては、MS-06系の配備が優先されない辺境・中東方面・砂漠戦線に投入され、臨時基地防衛、輸送隊護衛、偵察支援、対MS待ち伏せ任務に使用された。旧式ながらも「壊れにくく、直しやすく、砂漠で止まらない」ことを重視した、実戦的なザクⅠ派生機である。

タイトルとURLをコピーしました