MS-06KSAは、第二次オデッサの戦いにおいて、ジオン残存部隊が鉱山基地防衛のために投入したザクキャノン系の現地改修機である。

通常の対地支援型ザクキャノンを基礎に、航空戦力への迎撃能力を強化した防空戦闘仕様として再設計されている。

背部のキャノンは高角射撃に対応した長砲身タイプへ換装され、対空榴弾、近接信管弾、徹甲焼夷弾を状況に応じて使用可能。

肩部および脚部には追加センサーと測距装置が増設され、ミノフスキー粒子下でも目視・赤外線・音響補正を組み合わせて低空侵入機を捕捉する。

腕部にはザクマシンガン改、または連装対空機銃を装備し、接近する航空機や降下中のモビルスーツに対して弾幕を形成した。

第二次オデッサ戦では、鉱山基地の高台や採掘施設跡に分散配置され、NATO系航空機や連邦軍の強襲部隊に対する移動式防空砲台として運用された。
鈍重ではあるが、地形に隠れて射撃位置を変えながら戦うことで、単なる旧式ザクとは異なる粘り強さを発揮した機体である。
カラーリングは砂塵に対応したダークグリーンとブラウンの低視認迷彩。各部には急造改修らしい増加装甲、放熱スリット、現地溶接跡、スジボリが目立ち、第二次オデッサ戦末期の追い詰められたジオン防衛線を象徴する機体となった。


