連邦軍極東沿岸基地襲撃(F海岸上陸作戦)

架空戦記

連邦軍極東沿岸基地の防衛線を突破するため、ジオン軍は夜明け前、基地近郊のF海岸に水陸両用MS部隊を投入した。

先行したズゴック隊は、潮位と岩礁を利用して海岸線へ接近。哨戒網の死角から一気に上陸し、沿岸監視施設と通信設備を短時間で制圧した。

異変を察知した連邦軍基地は直ちに緊急出撃命令を発令。待機していたジム部隊が基地から展開し、海岸から内陸へ進むジオン水陸両用部隊の迎撃に向かった。

両軍は、海岸と基地の中間に位置する国道周辺で接触。市街地へ延びる幹線道路を挟み、ジム隊の防衛射撃とズゴック隊の強襲が激しく衝突した。

しかし、国道での交戦はジオン軍の陽動でもあった。ほぼ同時刻、基地に近い住宅地上空へザク部隊が降下。

連邦軍は海岸側のズゴック隊に注意を奪われ、背後から現れたザク隊への対応が遅れる。

国道上に展開していたジム部隊は、前面のズゴック、後方のザクに挟まれる形となり、短時間で戦線を分断された。

挟撃により主力MS隊を失った連邦軍極東沿岸基地は、防衛線の再構築に失敗。

補給施設、格納庫、指揮所が相次いで制圧され、同日午前、基地はジオン軍の管理下に置かれた。

F海岸上陸作戦は、ジオン水陸両用部隊と降下ザク部隊の連携が成功した、極東方面における代表的な奇襲作戦として記録されている。

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