ADR-04-MkXディフェンダーUS陸軍仕様

デストロイド系

ADR-04-MkX ディフェンダー US陸軍仕様は、米陸軍が前線基地防空・機甲部隊随伴防空迎撃用として採用した重対空デストロイドである。

基本構造は標準型ディフェンダーと同じく、両腕に大口径対空機関砲を装備する重火力機。US陸軍仕様では、不整地での長時間展開を前提に脚部サスペンション、接地安定装置、砂塵対策フィルター、補助発電ユニットが強化されている。艦上運用向けの甲板固定装備は省かれ、その代わりに野戦整備性と継戦能力が重視された。

役割は、バルキリーや航空機が常時上空にいられない前線で、敵可変機、ミサイル、ドローン、機動ポッドを迎撃すること。特に中国・ロシア系のリガード部隊に対しては、接近前に脚部や胴体を破壊するための高初速徹甲弾、近接信管弾、対センサー散弾が使用された。

モビルスーツとの関係では、ジム系が前に出て敵機動兵器と交戦し、ディフェンダーはその後方で上空と遠距離を封鎖する。単独で突撃する機体ではなく、基地、戦車、歩兵、MSをまとめて守る「地上部隊の傘」のような存在である。

オーストラリア方面の共同作戦では、RGM-79C ジム改オーストラリア陸軍仕様と並んで展開されることが多かった。ジム改が荒野を哨戒し、トマホークが対地火力を担当し、ディフェンダーが空を押さえる。そこに米軍のバルキリーが上空支援に入ることで、米豪連合の前線防衛ラインが完成する。

弱点は、機動戦に向かないこと。火力は強いが、接近戦ではモビルスーツに劣り、グラージ級の重指揮ポッドに近距離まで詰められると苦しい。そのため、単機運用ではなく、必ずジム改、戦車部隊、歩兵、レーダー車両、補給車両とセットで運用された。

通称は、部隊内で “Walking Vulcan”、または単に “Defender Army Type”
派手な主役機ではないが、基地の端に立って空を睨むだけで世界観が締まる、かなり実戦感のある機体。

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