MBR-04-MkVI トマホーク US陸軍仕様は、米陸軍が前線制圧・対機動兵器戦・基地防衛火力支援用として採用した重武装デストロイドである。
ADR-04-MkX ディフェンダーが対空防衛に特化した「歩く防空砲台」だとすれば、トマホークは地上戦のための「歩く重火力戦車」である。モビルスーツのような高機動格闘戦は不得手だが、圧倒的な装甲と火力で前線に踏みとどまり、敵モビルスーツ、リガード系ポッド、装甲車両、固定陣地を正面から撃破することを目的としている。

US陸軍仕様では、砂漠・荒野・市街地外縁・前線基地での長期運用を想定し、脚部の接地安定装置、冷却系、防塵フィルター、野戦整備用アクセスパネルが強化されている。火器管制装置は陸軍の戦車部隊・砲兵部隊・レーダー車両と連接可能で、単独の重火力機ではなく、機甲部隊全体の一部として運用される。

主兵装は両腕部の大口径機関砲、胸部ミサイルランチャー、肩部火砲、近距離防御用機銃。任務によって対MS徹甲弾、対リガード用榴弾、対陣地ロケット、煙幕弾、電子妨害弾を使い分ける。特にリガード系の大量突撃に対しては、前進を止めるための面制圧火力として高い効果を発揮した。

弱点は、重量級ゆえの機動力不足である。高速で接近するモビルスーツやグラージ級の指揮官機に側面へ回り込まれると不利になるため、単機で突撃することは少ない。必ず戦車、歩兵、レーダー車両、補給車両、ジム部隊と組んで運用される。


