RGC-83[EU]ジム・キャノンⅡドイツ陸軍砲撃支援仕様

連邦系

ドイツ陸軍が機甲部隊の火力支援用として運用した、RGC-83ジム・キャノンⅡの現地改修型。主力戦車、装甲歩兵戦闘車、自走榴弾砲部隊と連携し、前線後方からMS部隊へ継続的な砲撃支援を行うことを目的として配備された機体である。

機体色はドイツ陸軍車両に合わせた低視認グリーンとダークグレーを基調とし、装甲各部には簡易増加装甲と砲撃観測用センサーを追加。重装甲のジム・キャノンⅡをさらに防御寄りに調整し、敵MSの反撃や砲兵戦に耐えながら、味方機甲部隊の前進を支援する設計となっている。

両肩のビーム・キャノンは対MS戦だけでなく、敵陣地、補給拠点、対空陣地への精密砲撃にも使用された。通常の機動戦では鈍重さが弱点となるが、ドイツ陸軍仕様では単独行動を避け、レオパルト系戦車部隊や装甲車両、ドローン観測班と連携することで、長射程火力を最大限に活かしている。

本機の任務は華々しい突撃ではない。前線の後方に陣取り、敵MSの進路を砲撃で遮断し、味方部隊が安全に展開できる空間を作ることにある。特に市街地外縁部や平原地帯での防衛戦では、堅牢な装甲と継続火力により、ジオン系MS部隊の進撃を何度も停滞させた。

「動く重砲」とも呼ばれたこの仕様は、ドイツ陸軍らしい堅実な火力運用思想を反映した機体であり、突破力よりも制圧力、機動性よりも持続戦闘能力を重視した砲撃支援型MSである。

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