L-GAIM13エルガイム自衛隊仕様

ヘビーメタル系

日本がモビルスーツとは異なる技術体系で独自開発した、人型機動兵器「ヘビーメタル」の制式採用機。

海外各国がモビルスーツの導入と国産化を進めるなか、日本は同一規格による軍拡競争を避け、発電・駆動・装甲素材のすべてを独自規格とする新型兵器体系を選択した。その中核として開発されたのが、L-GAIM13エルガイム自衛隊仕様である。

本機はモビルスーツの派生機ではなく、ムーバル・フレームと呼ばれる内部骨格、積層型軽量装甲、蓄電式エネルギーシステムを採用した、完全に別系統のヘビーメタルに分類される。細身の機体構造ながら高い剛性と運動性能を持ち、山岳地帯、沿岸部、都市部など、日本特有の狭く複雑な地形での迎撃戦を想定して設計された。

主兵装は、長距離射撃用パワーランチャー、近接戦闘用セイバー、腕部ランチャーおよび各種誘導兵器。固定武装を最小限に抑え、任務ごとに装備を交換できるモジュール方式を採用している。背部には高機動用ランドブースターを装着可能で、緊急展開時には航空自衛隊の輸送機や専用輸送プラットフォームと連携し、国内各地へ短時間で移動する。

機体色は低視認性のライトグレーを基調とし、肩部と脚部に日の丸および部隊識別標識を配置。通常は陸上自衛隊の統合機動防衛部隊に配備されるが、航空自衛隊の防空管制網、海上自衛隊の艦艇・哨戒機とも直接データリンクを形成する。

L-GAIM13は、他国製モビルスーツとの正面衝突を目的とした兵器ではない。高い索敵能力と機動性を生かして侵攻部隊の指揮機、輸送機、揚陸戦力を選択的に排除し、敵の作戦そのものを崩壊させることを主任務とする。

「巨大兵器には、より巨大な兵器で対抗する」という発想ではなく、必要な場所へ最短時間で展開し、最小限の戦闘で侵攻を阻止する。

それが、日本独自の防衛思想から生まれたヘビーメタル、L-GAIM13エルガイムである。

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