欧州連合軍が基地防衛、沿岸警備、都市部での火力支援を目的に量産化した長距離砲撃型モビルスーツ。機体色はダークブルー、グレー、ホワイトを基調とし、車体側面と肩部装甲にEU識別章が施されている。

上半身には低反動型120mmキャノン2門を装備し、榴弾、徹甲弾、誘導砲弾を任務に応じて使用する。腕部は40mm連装機関砲を基本とするが、対空機関砲、対戦車ミサイル、煙幕発射器への換装も可能。偵察ドローンや地上レーダーから送られる目標情報を利用し、遮蔽物越しの間接射撃にも対応する。

下半身の履帯ユニットは欧州の石畳、市街地、湿地、降雪地帯での運用を考慮して強化され、被弾時にも片側履帯のみで後退できる構造を採用。原型機より装甲と火力を抑えることで整備性と生産性を向上させており、空軍基地、港湾施設、補給拠点、国境防衛線などへ多数配備された。機動戦よりも陣地防御と継続砲撃を重視した、EU軍の実用的な量産火力支援機である。


