一年戦争の長期化により、地球連邦軍は北欧防衛線の強化を目的として、RGM-79D ジム寒冷地仕様の一部をスウェーデン陸軍へ供与した。スウェーデン軍はこれを自国の森林・湖沼・積雪地帯での防衛戦闘に適応させ、独自改修型として運用した。

通常の寒冷地仕様と比べ、脚部には雪上・凍結路面での踏破性を高めるための滑り止めスパイク付きソールを追加。関節部には低温対策用の防寒カバーとシーリング処理が施され、湖沼地帯での短時間の渡河や泥濘地行動にも対応する。バックパックには寒冷地用の補助ヒーター、通信強化アンテナ、予備バッテリーパックを装備する。
武装は標準的な90mmマシンガンに加え、北欧森林地帯での待ち伏せ戦を想定したロングレンジ・ビームライフル、携行式ミサイルポッド、スモークディスチャージャーを選択装備。

運用思想は、正面突破よりも森林・雪原・湖畔を利用した遅滞戦闘と防衛戦。ソ連・ロシア系MS部隊やジオン残党MSの北欧侵攻に対し、地形を熟知したスウェーデン陸軍が少数機で迎撃する機体として位置づけられる。


