RGM-79SCジム・スナイパーカスタムEU空軍基地防衛仕様

連邦系

EU空軍が主要航空基地防衛のために配備した、RGM-79SCジム・スナイパーカスタムの重武装型。通常の精密狙撃任務に加え、滑走路へ侵入するMS部隊、低空侵攻機、強襲揚陸部隊を迎撃するため、肩部および背部に多連装ミサイル・ランチャーを追加装備している。

機体色は低視認グレーを基調とし、航空基地施設に溶け込むブルーグレーの識別ラインを配置。頭部センサーと胸部照準システムは基地防空レーダーと連動し、敵機の侵入経路を事前に捕捉する。主兵装のロングレンジ・ビームライフルで指揮官機や重装備機を狙撃し、同時にミサイル・ランチャーによる面制圧で敵部隊の展開を封じる戦術を得意とした。

追加されたミサイルは、対MS用の誘導弾と低空飛行目標用の近接信管弾を混載可能。滑走路、管制塔、格納庫、燃料施設を守る固定防衛戦では、単機の撃破数よりも敵の進行速度を落とすことが重視された。そのため本機は、狙撃機でありながら防空火力支援機としても運用されている。

接近戦能力は高くないものの、装甲車両、防空ミサイル部隊、基地警備MSとの連携により、ジオン系MSの強襲降下作戦に対して高い阻止力を発揮。特に滑走路制圧を狙う敵先遣隊に対して、長距離狙撃とミサイル飽和攻撃を組み合わせ、基地機能の喪失を防いだ。

EU空軍基地防衛仕様は、華やかなエース機ではない。だが、航空戦力の生命線である基地を守るため、最後まで射線を維持し続ける「固定防衛の狙撃手」として、各地の前線航空基地に配備された。

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