RX-79G ガンダムEz-8陸上自衛隊寒冷地仕様は、北海道方面の本土防衛を目的として再整備された陸戦型ガンダム系MSである。ジオン軍と同盟したロシア極東上陸部隊が、樺太・千島方面から北海道北部へ侵攻する事態を想定し、雪原・針葉樹林・凍結市街地での長期戦に対応する改修が施された。

機体カラーは、灰白色を基調に淡いオリーブドラブとダークグレーを組み合わせた冬季迷彩。完全な白ではなく、雪解けの泥、針葉樹林、曇天下の市街地に溶け込む低視認性塗装となっている。関節部には耐寒シーリング、駆動系には低温用潤滑材、脚部には凍結路面での接地性を高めるスパイク付きソールが追加された。

主任務は、敵MS部隊の突破阻止と上陸戦力の内陸侵攻遅滞である。90式戦車、普通科部隊、対戦車誘導弾部隊と連携し、単機で敵を撃破するのではなく、防衛線の要所を支える機動装甲火力として運用される。装備は100mmマシンガン、ショートシールド、ビーム・サーベルに加え、寒冷地用の実体弾バズーカや長距離通信アンテナを選択可能。

本機は派手なエース機ではなく、北海道の広大な防衛線を支える現地改修機である。雪煙の中から現れ、ジオン系MSとロシア極東上陸部隊の前進を止める姿は、まさに「北方防衛の壁」と呼ぶにふさわしい。


