ショップジャパンから新たに発売された「スクワットマジック」は、自宅でのスクワットダイエットエクササイズに最適な補助用品で、運動の苦手な女性や高齢者の方でも、簡単にスクワットの効果が得られる筋トレグッズです。
そのスクワットマジックを実際に入手・使用しましたので、個人的な感想・口コミ評価をレポートするとともに、初級~上級のレベル別の使い方を解説します。
スクワットマジックの開封と組立て方
三段階の強度から選んでチューブをセットするだけ
こちらが到着時のスクワットマジックです。この状態で、さらにエアークッション入りの外箱に梱包されて送られてきますので、輸送によるダメージなどは、まず起こらないであろう、とても丁寧な発送をしていただきました。
内箱を開封すると、このような状態で、しっかりと中で固定されています。
内容は、本体と説明書です。
本体はすでに完成品なので、組み立てる必要はなく、チューブの位置を三段階の強度から選んでセットするだけです。チューブのセット穴が上・中・下の三段階あり、上から順に「上級」「中級」「初級」となっています。
今回は、まず一番上の「上級」にセットして試用を行ってみました。
また、腰を下ろす椅子部分がネジ式で昇降できる機能もついており、体格に合わせて高さ調節ができるのも非常に便利です。
なお、スクワットマジックには前後の向きがあり、矢印の部分を前にして使用しますが、これは「やや斜めに座って、斜めに立ち上がる」というスクワットの正しいフォームに適合した向きになっており、人間工学的にもよくデザインされています。
ジムの他の器具・マシン類(床から垂直)と比較すると、スクワットマジックはやや前傾していることがおわかりいただけると思います。
実際に使用した感想とターゲット筋繊維
ダイエットスクワットに最適化された負荷強度
実際に、ジムトレーナーの筆者だけでなく、運動が苦手な妻や娘にも使用してもらいましたが、普段トレーニングをしている筆者からすると、スクワットマジックがスクワット動作を補助してくれるので、器具なしの自重スクワットに比べるとずいぶん負荷が少なく感じましたが、それこそが本グッズの狙っていることであると感じました。
スクワットなど筋トレをしてダイエットをする場合には、二種類ある筋繊維のうち、筋肥大する速筋繊維への刺激を避け、引き締め効果のある遅筋をターゲットにしなくてはいけません。筋繊維によるターゲットの変え方は以下のようになります。
○速筋:10回前後の反復で限界がくる高~中負荷で鍛える
○遅筋:20回以上の反復で限界がくる中~低負荷で鍛える
実際のところ、筆者の妻や娘のように運動の苦手な女性にとって、何も補助具がない自重スクワットを20回行うのは難しく、10回前後で限界がくる高~中負荷トレーニングになってしまいます。これでは、速筋が刺激されてしまい、女性が目的とする「引き締めダイエットスクワット」にはなりません。
スクワットマジックの補助力を使うことで、運動の苦手な女性でも20回以上の反復が可能になり、ダイエットにターゲットを絞った最適なトレーニングを行うことが可能です。
以上のことから、実際に、スクワットマジックを試用した個人的口コミ評価は以下のようになります。
★★★★★「スクワットマジックは、運動の苦手な女性がダイエットに最適な負荷・反復回数で引き締め筋トレを行う場合の補助器具として、人間工学に基づき正しいフォームで動作ができるように設計されています。ジムトレーナーの立場から考えて、とても優秀なエクササイズ器具であると感じました。」
スクワットマジックの使い方
初級~中級~上級のレベル別種目のご紹介
こちらが、スクワットマジックに同梱されているトレーニング方法の説明シートです。トレーニング種目は、その負荷強度に応じて初級・中級・上級に分類されており、それは以下の通りです。
各種目の具体的な動作については、こちらの動画をご参照ください。
初級向きスクワットマジックエクササイズ
ストレッチ
まずは、エクササイズ前に必ず行いたいストレッチです。スクワットマジックに腰かけ、上半身を屈曲させながらゆっくりと捻りを加えていきます。
ノーマルスクワット
もっとも基本となるスクワットで、膝がつま先より前に出ないように注意して動作を行います。
空気椅子スクワット
膝が90度前後になる位置で静止する「アイソメトリックストレーニング」です。
パルススクワット
膝が90度付近で細かく上下運動を行うトレーニング方法です。
SUMOスクワット
関取の四股のように、大きく足をひろげてスクワットを行うことにより、内もも(内転筋群)に効果の高い方法です。
中級向きスクワットマジックエクササイズ
レジスタンスバンドスクワット
両足にレジスタンスバンドを巻きつけて行うことで、スクワットの強度を高めるやり方です。
バレリーナースクワット
SUMOスクワットをつま先立ちで行うことで、負荷を上げるとともに、ふくらはぎ引き締めにも効果的な種目です。
ダンベルスクワット
ダンベルを手に持ってスクワットを行うことで、負荷強度を高めたバリエーションです。
ショルダープレススクワット
ダンベルを頭上に挙げ下ろししながらスクワットを行うことで、上半身の引き締めにも効果の高い種目です。
上級向きスクワットマジックエクササイズ
フィギュア4スクワット
片足をもう片方の足のひざの上に置いて、四の字に足を組んで行うスクワットです。
ひざ上げスクワット
片方のひざを上げて行う、腹筋にも効果のあるスクワットです。
シングルレッグスクワット
片足だけでスクワットを行う、かなり負荷の高いトレーニング方法です。