フィンランドの精密機器メーカーであるスント(SUUNTO) 社のフィットネスウォッチ 「3FITNESS」を入手しましたので、登録・起動・スマホアプリペアリングの手順をご紹介するとともに、実際に試用した使用感や個人的な口コミ評価を公開します。
スント社とは?
フィンランドの精密機器メーカーで世界的にも有名
フィットネスウォッチ 「3FITNESS」の製造・発売元であるスント社は、まだ日本では少し馴染みが薄いかもしれませんが、世界的にはかなり有名な精密機器メーカーです。
「スント(SUUNTO)社はフィンランドにある精密機器メーカーで、創業以来生産している液体封入型のコンパスの他にダイビングなどのスポーツ用や軍用の計測機器、心拍計などの機能を持つ多機能型腕時計を生産している。」~Wikipediaより~
とにかく高性能でハイエンドな精密機器を発売しているメーカーで、筆者自身もずっと欲しかったのが「3FITNESS」です。
念願叶って入手できましたので、次の項目では、その具体的な使い方からご紹介していきます。
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの起動
パソコンにUSBでつないで起動・アップデート
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSは、付属の専用コネクターでパソコンのUSBにつないで起動します。USBでつなぐと、自動でアプリケーションがパソコンにインストールされますので、全く難しい操作はありません。
パソコンにつなぐとウォッチ本体の電源が入りますので、言語選択・国とタイムゾーン選択と時間あわせを行い、そのまま生年月日・性別・身長・体重を入力します。
入力した個人プロフィールをもとに、使用者一人一人の1日の理想的消費カロリー(基礎代謝+運動カロリー)を算出してくれます。
運動カロリーについては、ウォッチ背面のセンサーで常に測定している心拍数と歩数計に基づいて算出し、その日の運動カロリーが現時点で何カロリーなのか、リアルタイムで知ることができます。
また、スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSは、その内蔵アプリケーションが常に最新版にアップデートされていますので、ウォッチとパソコンをつないだままスント社のホームページを訪れ、最新バージョンにアップデートを行います。
▼スントウォッチ最新版アップデートページ
※Mac版とWindows版があります。
実際にアップデートを行っている様子です。ほぼワンタッチなので、特に難しい手順もありません。
起動・初期設定とアップデートが終わったら、いよいよ腕につけて使用開始です。
次の項目では、スマホアプリとのペアリング方法をご紹介していきます。
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSのスマホアプリペアリング
専用アプリをダウンロードしてワンタッチでペアリング
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの起動・初期設定およびアップデートが終わったら、もうすぐにフィットネスウォッチとして機能しますが、できれば行いたいのがスマホ専用アプリのダウンロードと「スマホ↔️ウォッチ」のペアリングです。
ペアリングをしておけば、その日の歩数や消費運動カロリーなどが、スマホの大きな画面でリアルタイムに確認できて便利です。また、スマホのGPS機能と連動し、より厳密な消費運動カロリーの算出や、ランニング経路のSNSシェア、ライフログの記録などもできます。
専用スマホアプリのダウンロードは、iPhone・アンドロイドそれぞれのアプリ検索・ダウンロード画面から「すんと」と入力すれば、すぐに検索にあがります。
検索したアプリ一覧から、スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの専用アプリを選択し、ダウンロードして開きます。
このような画面になり、スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの専用アプリが立ち上がりますので、メニューからペアリングを選んで「ペアリング」をタップします。
自動でウォッチを認識し、ウォッチ側にパスコード(数字)が表示されますので、アプリ側でパスコードを入力して「OK」をタップすれば、ペアリング完了です。
一度ペアリングを行えば、再設定する必要はなく、ウォッチとスマホを身につけると自動的にペアリングが行われます。
そして、いつでも歩数や消費運動カロリーなどをスマホの画面で確認可能です。
スマホ連動お知らせ機能が便利
また、ウォッチとスマホを連動しておくと、着信・メール・SNS関係などスマホに起こったアクションをウォッチがバイブレーション表示してくれるので、いちいちスマホを取り出さなくも確認できます。
特に、LINEなどは発信者だけでなくメッセージ内容までウォッチで読むことができますので、非常に便利な機能だと感じています。
それでは、次の項目ではスント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの主な各種機能(時計機能以外の)を、専用アプリの画面とともにご紹介していきます。
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの主な機能
歩数とカロリー計算
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの最大の機能が、歩数計と心拍数計から取り込んだライフデータを解析し、その日の運動カロリーを算出してくれることです。
歩数は、モード切り替えボタンを押すことで、いつでもその日のその時点の歩数を表示可能です。
同様に、その日のその時点での運動消費カロリーをワンタッチで表示されます。
なお、個人プロフィールに合わせた目標歩数と目標運動消費カロリーが設定され、達成した時点でウォッチがバイブレーション&表示で知らせてくれます。
睡眠測定
心拍数計から取り込んだデータをもとに、睡眠の質を測定してくれるので、十分な睡眠がとれているか知ることができます。
なお、睡眠測定をするためには、ウォッチを装着したまま就眠する必要があります。
ストレスと回復
ウォッチをつけていると、常に心拍数をモニタリングしているので、高い心拍数が続くと「活動状態」=「ストレス状態」として、その継続時間を記録してくれます。
なお、心拍数はいつでもモード切り替えボタン一つで確認できます。
現在がストレス状態なのか、リラックス状態なのかは、モード切り替えボタンで確認でき、ストレス継続時間も表示されます。
一方、椅子に座ったり、リラックスして心拍数が一定時間続くと、「回復状態」と判断され、あと何分間回復時間をとればよいかの目安も表示されます。
エクササイズの記録と提案
ジョギングやウォーキング、ジムでのトレーニングを開始するときに、ウォッチをエクササイズモードにすることで、その運動消費カロリーを記録することができます。
さらに、個人プロフィールと日々の活動量から算出した、使用者一人一人に最適な一週間のエクササイズ回数と量も提案してくれるという、非常に細やかな機能も装備されています。
GPS機能
スマホのGPS機能と連動させることで、ジョギング・ウォーキング・サイクリングなどフィールドでのエクササイズの移動距離やルートを厳密に測定することが可能です。
また、エクササイズコースはスントアプリを使って、SNSにシェアすることもできます。
時計機能も充実
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSは心拍数計をはじめとしたフィットネス機能がとても充実しているので、時計機能について語られることは少ないかもしれませんが、時計としての機能も非常に充実しています。もちろん、タイマーやアラームなどの基本機能も装備されています。さらに、30m防水機能もついています。
個人的には、週に数回の潜水業務がありますので、非常に重宝しています。
また、ウォッチフェイスがさまざまなテンプレートから選択でき、アナログ表示数種類、ダイバーウォッチ表示、デジタル表示数種類から選べ、さらにイメージカラーも9色から設定できるため、時々表示するフェイスを変えて飽きずに使えるのも大変魅力的です。
スント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの個人的口コミ評価
以上、実際に試用してみたスント(SUUNTO)フィットネスウォッチ3FITNESSの個人的口コミ評価は次の通りです。
★★★★★「非常に多機能かつハイテクで、日々の健康管理に大変重宝しています。また、時計としてもウォッチフェイスが変えられるなど飽きがこず、凹凸がなく軽いデザインなので装着ストレスもありません。就眠時につけていても気になりません。また、30m防水なのでシーンを選ばない点でも優れています。さらに、USB充電式なので、週に一度ほど短時間充電するだけでよく、電池交換の必要がないのも嬉しいポイントです。」