ローストビーフは高タンパク質低カロリーで、筋トレやダイエットの食事として最適ですが、自分で作るとさらに脂質をコントロールできます。
筋トレ向きローストビーフの牛肉部位や美味しい作り方をご紹介します。
筋トレ向きローストビーフの材料
こちらが、今回のローストビーフの材料のアンガス牛「内もも肉」と焼肉のたれです。
内もも肉はヒレ肉についで脂身が少ない牛肉部位で、さらにヒレ肉に比べて安価なのでおすすめです。
一般的な外もも肉などのローストビーフのカロリー・栄養素は以下の通りです。
一般的なローストビーフ100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:196kcal
タンパク質:21.7g (86.8kcal)
脂質:11.7g (105.3kcal)
炭水化物:0.9g (3.6kcal)
また、内もも肉のカロリー・栄養素は以下の通りです。
赤身牛肉(内もも肉)100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:182kcal
タンパク質:21.2g (84.8kcal)
脂質:9.6g (86.4kcal)
炭水化物:0.5g (2kcal)
脂質カロリーが抑えられることが、おわかりいただけると思います。
筋トレ向きローストビーフの作り方
肉に塩コショウをするのではなくフライパンで煎る
ローストビーフ作りの最大のポイントは、いかに香りを良くするかですが、焼き方に一工夫すると一気に風味が上がります。
それは、「肉に塩コショウをする」のではなく、「フライパンに塩コショウして煎る(ローストする)」ことです。
フライパンに塩コショウをし、軽くローストして香りが高まったら、内もも肉のブロックを入れ、スライドさせて塩コショウを集めていきます。
この作業を四面とも行い、ローストされた塩コショウをつけていきます。
牛肉の表面には日常細菌がいますので、しっかりと赤身が残らないように焼いていきます。
表面を全て焼いたら、焼肉のたれをかけて焦がしながらなじませます。
炙ることで風味が倍増する
ここで、もう一工夫をします。表面をクッキングバーナーで炙り、焦がし風味を高めるのです。
ビニール袋で密閉して酸化を防ぐ
ローストビーフは焼き作業の後、一日程度寝かして味を染み込ませますが、今回は時短レシピですので、半日で済むように工夫をします。
鍋に水をはり、ビニール袋で包んだローストビーフを沈め、空気を抜いて簡易的なパウチをします。
これで、効率的に全面から味が染みていきますので、半日で十分美味しくなります。
そして、密閉することで、風味落ちの原因となる酸化も防げますので、まさに一石二鳥です。
あとは、冷蔵庫で半日寝かした後、薄切りにしていただきます。
是非、お試しください。
時短ローストビーフの作り方
牛ヒレ肉のローストビーフは高タンパク質低カロリーで、筋トレ後には最適な食事メニューですが、通常は肉を焼いてから一晩寝かすのでスピーディーさに欠けるのが難点です。そこで今回は、作ってからすぐ食べられる時短ローストビーフの作り方をご紹介します。
【牛ヒレ肉の時短ローストビーフ】筋トレむきの赤身肉を美味しく食べる