カジキマグロは煮物・フライ・照り焼きなどで食べられる淡白な魚ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
カジキマグロとはどんな食べ物?
カジキマグロはカジキ亜目のメカジキ科とマカジキ科に属する魚の総称で、マグロという名称がつくもののマグロとは全く異なる分類の魚です。
ゲームフィッシングの対象魚として高い人気があり、世界各地でビルフィッシュトーナメントも開催されています。
食品としては、マグロ延縄漁で混獲され、主に加熱用の魚肉として流通しますが、新鮮なものは刺身で食べられることもあります。
カジキマグロのカロリー・栄養素
カジキマグロ切り身100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:115kcal
タンパク質:23.1g (92.4kcal)
脂質:1.8g (16.2kcal)
炭水化物:0.1g (0.4kcal)
カジキマグロは非常に高タンパク質低カロリーで、ダイエットや筋トレにとって優秀な食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
カジキマグロの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
カジキマグロは高タンパク質ですので、筋肥大筋トレにおいて、筋肉の材料としてとても有効です。
ただし、筋肉合成カロリーが不足しますので、フライにしたり倍量のご飯と一緒に食べることをおすすめします。
ダイエットの場合
カジキマグロは高タンパク質低カロリーで、ダイエット時のタンパク質源として最適な食品の一つです。
ただし、ご飯を食べすぎないように気をつけてください。
具体的レシピ例
筋トレ向きマグロカツ
今回ご紹介する「筋トレ筋肥大マグロカツ」の材料は、マグロのブロックと麩です。カジキマグロやキハダマグロがリーズナブルでおすすめです。
まずは、麩を砕いてマグロカツの衣の材料を作ります。手でも砕けますが、フードプロセッサーを使うとスピーディーです。ちなみに、少し荒い部分を残す程度に砕くと食感がよくなります。
衣をつける下準備として、マグロのブロックに溶き卵を絡めます。
下準備の最後に、マグロに衣をつけていきます。この状態で10~20分放置して衣をなじませるのがポイントで、衣をつけてすぐに揚げると上げている最中に衣が剥がれやすいので注意してください。
下準備が終わったら、いよいよマグロカツを揚げていきますが、まずは中火でなかまで火を通し、最後に強火でカラッと揚げるのがコツです。
出来上がりました。美味しくて筋肥大効果も抜群ですので、是非お試しください。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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なお、下記の記事はダイエット食品について、詳しく解説したものです。是非、ご自身に合ったダイエット食品を見つけてください
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