数の子は年末年始に食べる機会の多い、やや高級な扱いの海鮮食品です。そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
数の子とはどんな食べ物?
数の子はニシンの卵のことで、古くはニシンのことをカドイワシと言い、「カドの子」が訛ったことが語源です。
一般的には、数の子はいったん塩漬けにされ、それを塩抜きしてから食べます。
ロシアやヨーロッパなどニシンの漁獲量の多い他国ではその卵を食べる習慣がなく、日本独特の食文化として知られています。
数の子のカロリー・栄養素
あたりのカロリー・栄養素
エネルギー:89kcal
タンパク質:15g (60kcal)
脂質:3g (27kcal)
炭水化物:0.6g (2.4kcal)
数の子はとても高タンパク質低カロリーな食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
数の子の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
数の子は高タンパク質低カロリーで筋トレのタンパク質源として有効ですが、コレステロール値が高いので注意が必要です。
ただし、そのコレステロールを打ち消して余りあるEPAが含まれるので、多く食べても問題ないとする学説も近年では有力です。
ダイエットの場合
数の子はとても高タンパク質低カロリーですので、ダイエットに必要なタンパク質の供給源として優れています。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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