豚足は中華料理や沖縄料理の食材として人気ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
豚足とはどんな食べ物？
豚足は豚肉部位の名称で、具体的には趾骨周辺を指します。
中国・台湾・韓国・東南アジアなどでは庶民的で一般的な食材ですが、日本ではあまり食べられる風習がなく、沖縄県や鹿児島県奄美地方、つまり旧琉球王朝文化圏で食べられています。
しかしながら、近年では中華料理や沖縄料理の普及にともない、一般のスーパーなどでも加熱処理済みのものが見られるようになってきました。
なお、豚足は肉質部分はほとんどなく、食用となるのは皮と靭帯のコラーゲン部分で、長時間の煮込み処理が必要です。
豚足のカロリー・栄養素
豚足100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー：230kcal
タンパク質：20.1g (80.4kcal)
脂質：16.8g (151.2kcal)
炭水化物：0g (0kcal)
豚足は、適度な脂質カロリーを含むタンパク質食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
豚足の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
豚足は、適度な筋肉合成カロリーを含むタンパク質食品ですので、筋肥大バルクアップトレーニング後の食事として優れています。また、コラーゲンを多く含むためハードトレーニングで疲れた靭帯の回復にもプラスの作用があります。
ダイエットの場合
豚足は、ダイエットに欠かせないタンパク質を含むだけでなく、女性に嬉しいコラーゲン成分も多く含んでいます。
ただし、脂質カロリーが高い傾向にありますので食べすぎには注意してください。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2～3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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