ナポリタンは日本生まれの和洋折衷パスタとして人気ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
ナポリタンとはどんな食べ物?
ナポリタンの原型となるフランス料理「スパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ」自体は、明治時代には西洋料理として伝来していましたが、当時は高級輸入品だったパスタとトマトピューレを使ったレシピだったため、一部のホテルや高級レストランで提供されていただけで、現在のような大衆食にはなっていませんでした。
ナポリタンが大衆化したのは、戦後のアメリカ文化の影響で、アメリカ風にアレンジされた、パスタ+ベーコン+ピーマン+トマトケチャップというスタイルが原価も安価なことから大衆に受け入れられ、現在のような「洋食スタイル」が定着しました。
ナポリタンのカロリー・栄養素
ナポリタン1食350gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:588kcal
タンパク質:19.11g (76.44kcal)
脂質:19.95g (179.55kcal)
炭水化物:78.47g (313.88kcal)
ナポリタンは、タンパク質を含む炭水化物中心のバランス食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
ナポリタンの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
ナポリタンは、タンパク質だけでなく十分な筋肉合成カロリーを含むため、筋肥大バルクアップ筋トレ後の食事として有効です。
ただし、タンパク質が不足しますので、高タンパク質低カロリーな食品と組み合わせることをおすすめします。
ダイエットの場合
ナポリタンは、ダイエットに必要なタンパク質を含むものの、カロリーが高い傾向にありますので、食べすぎには十分注意してください。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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