とり天は近年全国的に知られるようになった大分の名物ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
とり天とはどんな食べ物?
とり天は、鶏肉に天ぷらのような衣をつけて揚げた大分市の郷土料理で、大正時代開業の「レストラン東洋軒」で出されたメニューがそのルーツだと言われています。
近年は、「はなまるうどん」をはじめとした讃岐うどんの全国チェーン店でも販売されているため、全国的に知られるメニューとなりました。
とり天のカロリー・栄養素
とり天100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:255kcal
タンパク質:13.57g (54.28kcal)
脂質:17.11g (153.99kcal)
炭水化物:9.1g (36.4kcal)
とり天は、タンパク質と豊富な筋肉合成カロリーを含む食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
とり天の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
とり天は、タンパク質だけでなく筋肉合成カロリーも豊富なので、筋肥大バルクアップ筋トレ後の食事として適しています。
ただし、比率としてタンパク質が不足しますので、高タンパク質低カロリーな他の食品と組み合わせることをおすすめします。
ダイエットの場合
とり天は、ダイエットに不可欠なタンパク質を多く含むものの、かなりハイカロリーな傾向にありますので、大部分の衣を落としてから食べるとよいでしょう。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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