練り物は、古くから日本人の食卓には欠かせない庶民的な伝統食ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
練り物とはどんな食べ物?
練り物は、魚のすり身につなぎを入れ(高級なものでは入れない場合もある)、加熱して固めた食品で、ちくわ・蒲鉾・はんぺん・さつま揚げ・カニかま・笹蒲郡などさまざまなバリエーションがあります。
スケトウダラをはじめとした白身魚が使われるものが多いですが、トビウオ・イワシなど青物魚が使われるものもあります。
練り物のカロリー・栄養素
練り物100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:95kcal
タンパク質:12g (48kcal)
脂質:0.9g (8.1kcal)
炭水化物:9.7g (38.8kcal)
練り物は、非常に高タンパク質低カロリーな食品であることがわかります、
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
練り物の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
練り物は、とても高タンパク質低カロリーなので、筋肥大バルクアップ筋トレ後のタンパク質補給に優れています。
ただし、筋肉合成カロリーが不足しますので、さつま揚げなどのカロリーが高めの練り物がおすすめです。
ダイエットの場合
練り物は、ダイエットに重要なタンパク質を多く含み、カロリーも低いのでダイエット中のタンパク質補給食品として最適です。
また、竹輪や笹蒲郡など、コンビニで簡単に入手できる練り物を昼食の置き換えダイエットに食べるのもおすすめです。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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