ハモは湯引きやつみれとして食べられる高級魚ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
ハモとはどんな食べ物?
ハモはウナギ目ハモ科に属する、近海性の大型肉食魚で、小魚から甲殻類・多足類(タコなど)を食べて生活しています。
夜行性で、昼間は岩の隙間や砂中に身を潜め、夜になると活発に活動します。
食材としては、上品な白身であることから古くより京料理にかかせない食材として知られています。
食べ方としては、湯引きハモのほか、土瓶蒸し・吸い物・蒲焼き・天ぷらなどのほか、高級蒲鉾の材料にも使われます。
なお、食材として流通するハモには近縁種のスズハモも含まれますが、とくに区別はされていません。
ハモのカロリー・栄養素
ハモ100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:288kcal
タンパク質:44.6g (178.4kcal)
脂質:10.6g (95.4kcal)
炭水化物:0g (0kcal)
ハモは、非常に高タンパク質低カロリーな食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
ハモの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
ハモは、とても高タンパク質ですので筋肥大バルクアップ筋トレ後の食事メニューとして有効です。
ただし、筋肉合成カロリーが不足しますので、天ぷらにするか倍量のご飯と食べることをおすすめします。
ダイエットの場合
ハモは、高タンパク質低カロリーですので、ダイエット中のタンパク質補給食品として優れています。
ただし、カロリーオーバーになりますので、天ぷらにして食べるのは避けましょう。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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