赤貝は寿司ネタとしてコリコリとした食感が人気の貝類ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
赤貝とはどんな食べ物?
赤貝は日本には広く分布しており、河口域の潮間帯(潮の満ち引きがある海域)や浅い海の砂泥底に潜って生活している、外観がホタテ貝に似た二枚貝です。
一般的な無脊椎動物の血液が銅イオンを含むヘモシアニンなのに対し、赤貝の血液は鉄イオンを含むエリトロクルオリンであるため、身の色も赤く、これが名前の由来ともなっています。
赤貝のカロリー・栄養素
高タンパク質低カロリーで鉄が豊富
赤貝5個100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:74kcal
タンパク質:13.5g (54kcal)
脂質:0.3g (2.7kcal)
炭水化物:3.5g (14kcal)
赤貝は高タンパク質低カロリーで、非常に優秀な食品であることがわかります。また、先に解説した通り、血液成分の関係で鉄分を多く含むため、筋トレやダイエットにとても相性の良い食品と言えます。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
赤貝の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
赤貝は非常に高タンパク質ですが低カロリーですので、筋肉合成カロリーと一緒に食べる必要があります。この点を考慮し、寿司として食べると筋肥大バルクアップに理想的な栄養素比率になります。
ダイエットの場合
赤貝は高タンパク質低カロリーで、とても優秀なダイエット食品です。刺身でいただいたり、海鮮サラダの具として利用するとよいでしょう。
また、鉄分を多く含むため、ダイエット時に起こりがちな貧血予防に効果が期待できます。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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