よもぎ茶の作り方・入れ方・飲み方をご紹介するとともに、その効果・効能を解説します。また、ダイエットや妊活に手軽な人気通販品も口コミとあわせてご紹介していきます。
ヨモギとはどんな植物?
日本中にあるキク科の多年草
ヨモギ(Artemisia indica var. maximowiczii)は、キク科に属する多年草で、国内各地に広く自生しています。
春に積んだ新芽は独特の香りが好まれ、古くからよもぎ餅や天ぷらにして庶民に親しまれてきました。
このヨモギ独特の香りのもととなる成分は、シネオール・ボルネオール・パルミチン酸・オレイン酸・リノール酸などで、これら成分がヨモギの効果・効能の理由にもなっています。
よもぎ茶の効果・効能は?
ダイエット・妊活・アレルギー対策に人気
日本国内には、春先~初夏にかけての若葉を干して煎じて飲む習慣が古くからあり、下痢・貧血・冷え性などに効果・効能があるとされてきました。
現在では、特に冷え性に対する効果・効能が注目されており、基礎代謝・体温を高めるお茶として、特にダイエットや妊活分野で高い人気を誇っています。
なかでも、ヨモギの香り成分であるシネオールには自律神経の働きを調整するパワーがあるとされており、ダイエットや妊活に人気の高い理由となっているのです。
また、ヨモギに多く含まれるカリウムやタンニンといった成分には、利尿作用や体内有害物質の排出作用があるため、デトックス美容やアレルギー対策にも重宝されています。
このように、特に女性に嬉しい効果・効能があるよもぎ茶ですが、いったいどのようにいただけばよいのでしょうか?
次の項目からは、よもぎ茶の作り方・入れ方・飲み方を順をおってご紹介していきます。
よもぎ茶の作り方・入れ方・飲み方
まずはヨモギの若葉を採ってくる
まずはヨモギの葉を、葉周辺の細目の茎ごと摘み取ってきます。先程も述べましたが、ヨモギの香り・効果・効能が楽しめるのは春先~初夏にかけての若葉ですので、この時期に採集するようにしましょう。
次にヨモギを洗い日陰で乾燥させる
ヨモギの若葉を採ってきたら、衛生面を考慮してしっかりと水洗いしてください。そして、ザルなどできっちりと水をきり、あとは日陰で数日間かけて乾燥させます。
茎を長めに採ってきて、そこを摘まむように洗濯ピンチなどでぶら下げると簡単に乾燥させられます。
天気のよい時期なら、数日もあればパリパリに乾燥します。天気予報を見て、数日間晴れが続きそうな時に採集してくるのがポイントです。
乾燥させたヨモギの葉を煎る
乾燥させたヨモギの葉を適当な大きさにカッティングし(手で砕いてもOK)、熱したフライパンの上でまんべんなく煎ります。
量にもよりますが、およそ5~10分も煎れば、香ばしい独特の香りがしてきますので、そこで完成です。作ったよもぎ茶は、密閉容器に乾燥剤とともに入れ、冷暗所に置けば、ずいぶんと長持ちします。
※煎る時に乾燥が甘く感じたら、電子レンジで数分チンしてください。
よもぎ茶の入れ方
よもぎ茶の入れ方は、普通のお茶の入れ方と特に変わりません。しっかりと成分を抽出したい方は、数分間蒸らすようにするとよいでしょう。
よもぎ茶の飲み方
冷え性や代謝向上のために飲む方は、やはり温かいまま飲むのがおすすめです。身体の芯からポカポカほっこりと温まってくるのが実感できますよ。
また、暑い時期やデトックス美容で少し多めに飲みたい方は、よもぎ茶をまとめ作りして冷蔵庫で冷やし、冷茶でいただくのがおすすめの飲み方です。
通販で購入できるよもぎ茶
すぐ飲めて簡単スピーディー
魅力たっぷりのよもぎ茶ですが、都会の方はヨモギ採集が大変ですし、若い妊活世代の方は時間があまりないのが実情ですよね。
でも、通販ならお湯に浸すだけのティーバッグになったものが簡単に入手できます。
まずは、簡単スピーディーな既製品から試してみるのもよいでしょう。
以下はご紹介したよもぎ茶の楽天市場での口コミの抜粋です。ご参考にしてください。平均評価4.59とかなりの評判です。なお、その他の口コミ評価はリンク先でご確認ください。
★★★★★「初めて飲んだときのミントのような香りとにわかに甘い飲み口が忘れられず国産のものを探していたのですがおいている店が少く、あってもお値段高かったり輸入物だったりミックスだったり。見つけることができて良かったです。体を冷やさないノンカフェインの美味しいお茶はなかなか見つかりません。安心しました。」
★★★★「長年冷えに悩んでいて、今まで厚着をすることで対処していましたが、やはり体質を改善することが自分の為だと考えました。岩盤浴等でもだんだんと解消されつつありますが、色々探しているうちにここに辿り着き試してみることにしました。率直な感想、ヨモギ臭はなかなかのものです。私はあまり得意ではないので無理かな?と思いましたが飲んでみるとスッキリしていてハーブティーを飲んでいるようでもありました。でも、慣れるまでしばらくは烏龍茶の茶葉とブレンドして飲むことにしました。ノンカフェインということですが利尿作用は半端ないと思います。ムクミの悩みもあったので、一石二鳥にも三鳥にもなると思います!季節が季節なので冷えに対する効果はまだ何とも言えません。
もう少し安いと助かりますが、続けてみたいと思います。プレゼントありがとうございました。」
よもぎ茶の副作用について
アレルギーや下痢に注意する
身体に良いことがたくさんのよもぎ茶ですが、ヨモギアレルギーと飲みすぎによる下痢には注意が必要です。
アレルギーが心配な方は、事前にアレルギー検査を受けるのが無難でしょう。
また、デトックス効果のあるタンニンは摂りすぎるとお腹がゆるくなったり、下痢になったりします。
よもぎ茶初心者の方は、まずは少量ずつからいただいて、ご自身の体質を把握していきましょう。