筋トレ後に最適な肉料理としては、牛肉・豚肉・鶏肉をベースにしたさまざまな料理がありますが、アミノ酸のバランス的に考えた場合、これら全てと植物タンパク質を同時に摂取するのが理想的です。
しかしながら、3種類の肉を同時に使ったレシピというのはあまりありませんので、今回はオリジナルで煮物料理を作ってみました。
圧力鍋を使用した時短レシピです。ぜひ、日々の筋トレレシピとしてご活用ください。
筋トレ向きハイブリッド肉料理の材料
今回ご紹介する筋トレ向きハイブリッド肉料理の材料と各栄養素は以下の通りです(いずれも100gあたり)。
牛スジのカロリー・栄養素
エネルギー:55kcal
タンパク質:28.3g (113.2kcal)
脂質:4.9g (44.1kcal)
炭水化物:0g (0kcal)
豚スペアリブのカロリー・栄養素
エネルギー:386kcal
タンパク質:14.2g (56.8kcal)
脂質:34.6g (311.4kcal)
炭水化物:0.1g (0.4kcal)
鶏手羽元のカロリー・栄養素
エネルギー:197kcal
タンパク質:18.2g
脂質:12.8g
炭水化物:0g
卵のカロリー・栄養素
エネルギー:151kcal
タンパク質:12.3g
脂質:10.3g
炭水化物:0.3g
厚揚げのカロリー・栄養素
エネルギー:150kcal
タンパク質:10.7g (42.8kcal)
脂質:11.3g (101.7kcal)
炭水化物:0.9g (3.6kcal)
こんにゃくのカロリー・栄養素
エネルギー:7kcal
タンパク質:0.1g (0.4kcal)
脂質:0.1g (0.9kcal)
炭水化物:3.3g (13.2kcal)
レンコンのカロリー・栄養素
エネルギー:66kcal
タンパク質:1.9g
脂質:0.1g
炭水化物:15.5g
なお、数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
筋トレ向きハイブリッド肉料理の作り方
ゆで卵を下ごしらえする
調理に先立ち、まずはゆで卵を作り、その間に食材を切っていきます。こうすることで、時短になります。なお、ゆで卵は殻割れを防ぐために水から茹でていきます。
豚肉と鶏肉を炒める
肉類は先に軽く焦げ目がつく程度に炒めておきます。こうすることで、煮崩れしにくくなります。
圧力鍋にレンコンをセット
皮をむき、厚切りにしたレンコンを圧力鍋の底にセットします。肉類を一番下にすると焦げやすいので、このように焦げにくい食材を一番下に敷くのがポイントです。
手羽元をセット
レンコンの上に、先ほど炒めておいた手羽元をセットします。きれいに放射状に並べることで、スペースをコンパクトにしています。
豚肉・厚揚げ・こんにゃくをセット
その上に、炒めた豚スペアリブ・厚揚げ・こんにゃくをセットします。
牛すじを炒める
肉類の最後の食材として、牛スジ(今回は赤身牛スジ)を炒めます。特に牛肉は炒めることで臭みが抜け、旨味も増しますので、煮る前に必ず炒めるようにします。
ゆで卵を氷水で冷やす
茹で上がった卵は、むく前に氷で冷やします。こうすることで身が縮み殻との間に隙間ができてむきやすくなります。
材料を全部セットして加熱
材料を全てセットし、だし醤油・みりん・砂糖で味付けをして圧力鍋で煮込んでいきます。目安としては約30分+10分です。
食材に味がしみ込むのは温度が下がる時なので、加熱→冷却→加熱と途中で一度冷ますことで短時間で味がしみ込みます。
具体的には、30分加熱した圧力鍋を、鍋ごと水道水をかけて(蓋をしたまま)冷まし、再度10分ほど加熱して仕上げます。
タンパク質豊富で、かつ多品目のタンパク質が摂取できますので、ぜひチャレンジしてみてください。