筋トレによって手の平にできるタコの予防法、できてしまった場合の対処法について解説します。
筋トレによってタコができる場所
中指・薬指・小指の付け根にできる
筋トレによってタコができる場所は、ほとんどの一人で同じで、それは中指・薬指・小指の付け根です(写真の赤い●の部分)。
また、タコのできやすさや大きさは中指→薬指→小指の順で、もっとも中指付け根にできやすく大きくなりやすのが一般的です。
筋トレダコの予防法
トレーニンググローブを装着するとよい
筋トレによる手の平のタコを予防するためには、トレーニンググローブをする一択ですが、高重量でトレーニングをしていると、やがてタコはできてくるので完全には防ぎきれません。
トレーニンググローブには以下のようなタイプがあります。
①布グローブ(リストラップなし)
もっとも簡易的かつリーズナブルなタイプです。タコの防止作用は革グローブよりも低いです。
②布グローブ(リストラップあり)
布グローブにリストラップが追加されたタイプで、やや高重量向きです。リストラップなしの布グローブよりも生地がしっかりしている場合が多いため、タコの予防効果も若干向上します。
③革グローブ(リストラップなし)
革グローブは布グローブより随分と分厚く、その分だけタコの予防効果も高くなります。
④革グローブ(リストラップあり)
高重量トレーニング向きに革グローブにリストラップが追加されたタイプですが、生地自体がリストラップなしの革グローブよりも厚くなることはないため、タコの予防対策としては同等でしは。
タコができたの時の対処法
テーピングを巻くとよい
筋トレによってタコができてしまった場合、特にできたての頃は痛いものです。
指の付け根にそってテーピングを2周ほど巻くだけで、随分と緩和されますので、是非お試しください。
タコが硬くなってきた場合の対処法
ヤスリで削って小さくする
手の平のタコを放置しつづけると、やがてタコは硬く分厚く角質化してきます。
こうなると、とくに痛みはありませんが、あまり分厚くなってくると日常生活で服やタオルなどの布地が引っかかるようになります。
気になるようでしたら、定期的にヤスリで削って小さくしてください。
筋トレのタコは気にしない
高重量では素手のトレーニングがベスト
実際のところ、本格的にトレーニングをつづけていると、特に高重量セットではトレーニンググローブによってできるバーベルシャフトと手の平の間の厚みやズレが気になってきます。
また、微妙なズレも挙上に影響してきますので、トレーニング上級者はほとんどの人が素手でトレーニングをするようになります。
さらには、素手であっても滑りが気になるので炭酸マグネシウム(チョーク)などの滑り止め剤をつけてトレーニングをするのが常で、こうなるとトレーニンググローブの出番は全くなくなります。
ちなみに、トレーニング上級者の人たちの間では、筋トレによってできる手の平のタコを「バーベルダコ」と呼び、一種の勲章的な意味合いもありますので、手の平のタコで悩むことはなくなります。
このような理由から、本格的なトレーニングとその用品を扱う当サイト運営ショップでは、トレーニンググローブは取り扱っていません。
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