一般社団法人JAWA日本アームレスリング連盟広報部事業所(FutamiTC)は、IFA(国際アームレスリング連盟)会長マズレンコ氏の発案・設計による前腕トレーニング器具「ウルトラグリップ」およびストラップローラーを正規輸入し販売開始しました。
マズレンコイクイップメント(Mazurenko Equipment)とは?
マズレンコイクイップメント(Mazurenko Equipment)とは、国際アームレスリング連盟=International Federation of Armwrestling (IFA)会長で、元世界チャンピオンでもあるマズレンコ氏が、自身の経験を元に開発したトレーニング用品を開発・販売している製作所です。
そのなかでも、トップクラスの人気を誇っているのが「HANDLE ECCENTRIC “ULTRA GRIP” 2020」(ウルトラグリップ2020)です。
ウルトラグリップ2020の特徴
ウルトラグリップ2020は2つのパーツから構成されています。一つは本体部分である「ハンドル」、そしてもう一つがグリップ部分である「ローラー」です。
こちらが、ハンドルです。
こちらがローラーです。
そして、このようにハンドルにローラーをセットし、ケーブルマシンに取り付けて使用します。
ウルトラグリップ2020の最大の特徴は、従来のハンドローラーのように「支点が中心にない」ことです。
従来のハンドローラーだと支点が中心にあるため、「手の中でローラーが転がる」状態であり、指の付け根付近にしか負荷がかかりません。
しかしながら、ウルトラグリップ2020の場合は、支点が中心にないため、力点が指先になり、リスト力に重要な指先から巻き込む力を効率的に鍛えることが可能になっています。
ウルトラグリップは「前腕のスポーツ」とも呼ばれるアームレスリング競技のなかで開発されたトレーニング器具ですが、前腕の力が重要とされるあらゆるスポーツ競技のトレーニング器具としても有効です。
ウルトラグリップ2020の使い方
こちらが、HANDLE ECCENTRIC “ULTRA GRIP” を実際に使ったトレーニング動画で、本グリップを専用のハンドグリップシャフトに差し込み、ケーブルマシンに取り付けて使用します。
従来のハンドローラー類と違い、力点が指先にかかるため、リスト力に重要な指先の力が効率的に鍛えられます。
なお、動画は台に肘をついて行っていますが、台などがなくても、肘を身体にしっかりと引きつけ固定して行うことで、十分な効果が得られます。
この動画は、JAWA所属選手が実際にウルトラグリップ2020を使用した様子です。
ウルトラグリップ2020のサイズ
サイズは円柱部分の直径が60mmで、一般的なハンドローラーよりもやや太く、より指先からのストローク力が鍛えやすくなっています。
ウルトラグリップ2020の入手方法
ウルトラグリップは、マズレンコ製作所日本公式代理店ホームページで取り扱っています。詳しくは公式グッズ販売ページでご確認ください。
ストラップローラーとは
ストラップローラーはケーブルマシンに取り付けるハンドローラーで、従来のタイプと違い、ローラーがストラップに繋がれているため、ストロークをしながら手首を回外回旋させたり回内回旋させたりでき、非常にフレキシブルに前腕を鍛えることが可能な特殊トレーニング用品です。
こちらが、実際に使用している様子です。
ストラップローラーの入手方法
ストラップローラーは、マズレンコ製作所日本公式代理店ホームページで取り扱っています。詳しくは公式グッズ販売ページでご確認ください。
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