あまごは渓流の女王とも呼ばれるほど気品のある風味が人気の川魚ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
あまごとはどんな食べ物?
アマゴはサケ科魚類の一種であるサツキマスの河川残留型で、サクラマス(河川残留型はヤマメ)の亜種にあたります。この二亜種の生物学的な境界線は静岡県で、西のアマゴ、東のヤマメに分かれており、識別点は身体に朱点があるものがアマゴ、ないものがヤマメです。
主に食用(たまは渓流釣り用)に盛んに種苗生産と放流が行われており、近年では遺伝子混雑(交雑)個体も少なからず方向されており、交雑種をアマメと呼びます。
食品としてのアマゴは、主に塩焼きや甘露煮にされますが、刺身として食される場合もあります。非常に上品な風味があり、鮎とならび二大食用淡水魚とされています。
あまごのカロリー・栄養素
高タンパク質で適度な脂質を含む
あまご100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:127kcal
タンパク質:19.7g (78.8kcal)
脂質:4.6g (41.4kcal)
炭水化物:0.1g (0.4kcal)
あまごは高タンパク質で、なおかつ適度な脂質を含んでいます。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
あまごの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
あまごは高タンパク質な上、適度な筋肉合成カロリーとなる脂質を含んでいますので、筋肥大バルクアップ筋トレのタンパク質源としてとても優れています。
ただし、単品では筋肉合成カロリーが足りませんので、適量のご飯など炭水化物と食べるとよいでしょう。
ダイエットの場合
あまごには脂質が含まれていますが、ダイエットに問題となる量ではありません。むしろ適度な脂質は腹持ちを良くしたり、満腹感が満たされたりしますので、ダイエット時のタンパク質食品として活用可能です。
脂質がやや多い分、ご飯を少なくするなどの工夫をするとよいでしょう。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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