煮干しは出汁をとるのに使われるだけでなく、そのまま食べられるおやつとしても知られていますが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
煮干しとはどんな食べ物?
煮干しは、主にカタクチイワシを海水で煮た後に乾燥させて干物にした保存食で、日本の伝統的な食品です。カタクチイワシのほかにも、ウルメイワシ・マイワシ・キビナゴ・サバ・アジ・トビウオなどが材料に使われたものもあります。
伝統的には出汁をとるために使われきましたが、近年の日本では。国民的な課題であるカルシウム不足を補うために、スナックやおつまみ菓子に入れられたり、そのままおやつとして食べられたりするようになりました。
煮干しのカロリー・栄養素
煮干し100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:332kcal
タンパク質:64.5g (258kcal)
脂質:6.2g (55.8kcal)
炭水化物:0.3g (1.2kcal)
煮干しは、非常に高タンパク質低カロリーな食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
煮干しの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
煮干しは、とても高タンパク質低カロリーなので、筋肥大バルクアップトレーニングの間食として最適です。
ダイエットの場合
煮干しは、とても高タンパク質低カロリーなので、ダイエット中に不足しがちなタンパク質やミネラル分を補給するおやつとして優れています。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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