黒棒は素朴な味わいが人気の和風駄菓子ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
黒棒とはどんな食べ物？
黒棒は卵・小麦粉・黒砂糖を練って焼いた記事の表面に黒蜜をコーティングした、主に九州を中心に作られている駄菓子です。
起源には諸説ありますが、南蛮渡来のビスコッティを原型にして、江戸時代初期には作られていたとされています。
黒棒のカロリー・栄養素
黒棒1本18gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー：66kcal
タンパク質：0.9g(3.6kcal)
脂質：0.3g(2.7kcal)
炭水化物：14.9g(59.6kcal)
黒棒は非常に純度の高い炭水化物カロリー食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
黒棒の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
黒棒はとても純度の高い炭水化物食品ですので、トレーニング前の運動エネルギー補給に食べるのが適しています。
また、高タンパク質低カロリーな食事の後に、筋肉合成カロリーの補充として食べるのも効果的です。
ダイエットの場合
黒棒はかなりカロリーの高い食品ですので、基本的にはダイエットには向きませんが、空腹時に少量を食べて血糖値を維持したり、食前に少量を食べて血糖値を上げ、通常の食事の食欲を抑制する食べ方もあります。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2～3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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