オートミール(燕麦のお粥)は近年のヘルシー志向で注目されている穀物ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
オートミールとはどんな食べ物？
オートミールは燕麦を脱穀し、熱が通りやすいようにプレス加工された食品で、主にお粥にして食べる文化が海外を中心にあります。
麦芽などがそのまま含まれる全粒穀物のため、ビタミン・ミネラルが豊富で低GI値で、健康的な食品として日本国内でも人気が高まりつつあります。
オートミールのカロリー・栄養素
オートミール粥100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー：73kcal
タンパク質：2.64g (10.56kcal)
脂質：1.1g (9.9kcal)
炭水化物：13.33g (53.32kcal)
オートミールはとても純度の高い炭水化物食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
オートミールの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
オートミールは純度の高い炭水化物食品で、ゆっくりと消化吸収される性質がありますので、ハードなトレーニング前の運動カロリーとして有効です。
この場合、トレーニング開始の一時間前に食べるのが最適です。
ダイエットの場合
オートミールはビタミン・ミネラルが多く、血糖値上昇も緩やかな低GI食品ですので、ダイエット時の主食としておすすめです。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2～3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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