ニシンは塩焼き・フライ・マリネ・身欠き(干物)・燻製・こぶ巻きなどで食べられる大衆魚ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
ニシンとはどんな食べ物?
ニシンは、ニシン科に属する海水魚で、別名「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれています。これは、日本では春先に産卵のため北海道沿岸に群れで訪れる習性に由来しています。
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ニシンは冷水を好む回遊魚で、北太平洋を中心に分布しています。動物性プランクトンやオキアミ類を主な餌として、回遊生活を行っており、生後数年で産卵可能な状態にまで成長します。
産卵期は年一回春だけに限られ、推進1m以浅の浅い海域で行われ、卵は海藻類に粘着させて生みつけられます。
国内では、主に刺網漁や巻網漁によって漁獲されており、北海道や青森県での漁獲が盛んです。
ニシンのカロリー・栄養素
ニシン100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:216kcal
タンパク質:17.4g (69.6kcal)
脂質:15.1g (135.9kcal)
炭水化物:0.1g (0.4kcal)
ニシンは、十分な筋肉合成カロリーを含むタンパク質食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
ニシンの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
ニシンは、十分な筋肉合成カロリーを含むタンパク質食品ですので、筋肥大バルクアップトレーニング後の食事として優れています。
若干、筋肉合成カロリーが不足する傾向にありますので、少量のご飯と一緒に食べることをおすすめします。
ダイエットの場合
ニシンは、ダイエットに大切なタンパク質を多く含みますが、ややカロリーが高い傾向にありますので、食べすぎには注意しましょう。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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