単独トレーニングでも安全に限界まで筋肉を追い込むことができる、オールアウトにむいた筋トレ方法のパーシャルレップ法について解説します。
パーシャルレップ法とは
パーシャルレップ法とは、トレーニングメニューの最終セットで挙上限界をむかえても、可動する範囲で動作を続け筋肉が動かなくなるまで動作を続ける筋トレ方法です。
非常にハードに追い込める上に、単独トレーニングでもチーティングなどより危険度が少ないのが特徴です。
ベンチプレスでの例
パーシャルレップ法がよく使われるベンチプレスでは、限界をむかえるポジョンが二ヶ所あります。一つは「下ろしたらもう挙がらない」トップポジション、もう一つが「スティッキングポイントを越えられない」ボトムポジションです。
それぞれに効果のある筋肉部位が異なりますので、両ポジションともパーシャルレップ法を行うとよいでしょう。
トップポジションで小刻みな挙上動作を繰り返すと、大胸筋以外に上腕三頭筋や前鋸筋に高い効果があります。
一方、ボトムポジションで小刻みな挙上を行うと大胸筋外側、三角筋、小胸筋に高い効果があります。
ベンチプレスに限らず、パーシャルレップ法が二つのポジションで有効な筋トレ種目は少なくありませんので、両ポジションともにパーシャルレップ法を活用するようにするとよいでしょう。
さまざまな筋トレメソッド
筋トレ効果を高める各種のメソッド・トレーニング方法を詳細解説したものが下記の記事です。刺激を変えたい、さらに追い込みたいときなどに是非ご活用ください。
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停滞期を突破するには食事の見直しも大切
筋肥大の停滞期に重要なのは、筋肉を騙すトレーニング法だけではありません。
筋トレの効果を出すための基本である食事メニューを見直すのも非常に重要です。
まず、筋トレをして筋肥大するためには体重あたり2gの純タンパク質が必要とされています。つまり、70kgの人の場合、一日に140gの純タンパク質(肉類に換算して700g)とかなり多く、この量を摂りきれていないために筋肥大が停滞しているケースも少なくありません。
なお、筋トレと食事に関する情報は多岐にわたりますので、下記の記事をご参照ください。
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【筋トレの食事メニューレシピ例紹介】バルクアップ・ダイエットそれぞれに最適なカロリー・栄養素比率
筋肉部位別ストレッチ法
筋トレと合わせて行うことで、トレーニング効果を高めてくれるのがストレッチです。ストレッチを行うタイミングはトレーニング前・トレーニング中・トレーニング後ですが、それぞれに異なる意味があります。
下記の記事では、全身の筋肉部位別のストレッチ方法を、大胸筋・背筋群(僧帽筋・広背筋)・三角筋・上腕二頭筋・上腕三頭筋・大腿筋群それぞれに動画をまじえて詳しく解説しています。
また、筋トレにおけるストレッチの効果と行うのに最適なタイミングもご紹介していますので、ご参照ください。
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