ガッツリと筋トレをした後のカレーライスは美味しいものですが、ただ美味しいだけでなく、豊富なタンパク質を含んだカレールーをチョイスし、さらにはトッピングでタンパク質強化をしたいものです。
人気のカレーチェーン店ココイチでの具体的チョイス例をご紹介するとともに、自宅で作るカレーライスのタンパク質強化の方法も解説します。
ココイチでおすすめのルーとトッピング
チキンにこみカレーにハンバーグ+ゆで卵+ツナ
まずは、ベースとなるルーの選択ですが、筋トレむきはチキンにこみカレーの一択です。もちろん、他のカレーをベースにしても問題ありませんが、圧倒的にタンパク質量の多いのはチキンにこみカレーです。
また、これだけでは「タンパク質:炭水化物=1:2」の筋肥大黄金比率にはタンパク質が足りませんので、トッピングでタンパク質強化をしていきましょう。
筆者がよく行うココイチカレータンパク質強化方法は、チキンにこみカレーに「ハンバーグ」「ゆで卵」「ツナ」の追加です。ここまでタンパク質強化を行うと、筋肥大黄金比率になります。是非お試しください。
高タンパク質自作カレーの作り方
ベースのルーは牛スジを大量に入れる
筆者もよくカレーを自宅で自作しますが、ベースとなるルーには大量の赤身牛スジを入れます。赤身牛スジにはタンパク質が多いだけでなく、関節や靭帯の材料になるコラーゲン・コンドロイチンなどが大量に含まれていますので、筋トレをする人にとってはベストです。
写真は、一回分(約6皿)の具材で、使用する赤身牛スジはおよそ1kgです。これを圧力鍋を使って、ほとんど溶けてなくなるまで煮込みます。
煮込みが終わってからルーを溶かす
カレー作りが苦手な人がよくやる失敗が、煮込み途中でルーを溶かして一緒に煮込む、というものですが、ルーはカレーの命である香りの宝庫です。加熱すればするだけ香り成分は空中に飛んでなくなってしまいます。
ルーを溶かすのは、煮込みが完全に終了した後に「火を止めて余熱で溶かす」のが鉄則です。これまでルーと一緒に煮込んでいた方は、ぜひ実践してみてください。市販のルーでも驚くほど香りが豊かに仕上がります。
バーモンド+ジャワカレーがおすすめ
ルーは個人の好みがあるので、これがいいと断定はできません。また、どのルーもとくにタンパク質量に大差はないので、その選定は完全に好みになりますが、筆者のおすすめは「バーモンドカレー甘口+ジャワカレー辛口」の両極端二種類のブレンドです。
この組み合わせは、口に入れた瞬間には甘みと香りが広がり、一瞬のタイムラグのあとに辛さがガツンとくるので気に入っています。是非、一度お試しください。
具体的カレーライスの例
トッピングでタンパク質強化
ここからは、筆者が実際に作った「筋トレむき高タンパク質カレーライス」の作例をご紹介します。
こちらの写真のカレーライスは、上記の牛スジカレーにさらにミンチ肉を加えて「キーマカレー風」にタンパク質強化を行ったルーに、トンカツやハンバーグやゆで卵をトッピングしてタンパク質強化をしたものです。
なお、ハンバーグは超高タンパク質に作る「ハンブルグ式」です。
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