バランスボールプランクツイストは、腹筋群全体に効果的で、とくに捻り(ツイスト)動作のなかで横腹に強い負荷がかかるため、女性のくびれ筋トレとしても有効な体幹トレーニングです。そのやり方を動画をまじえて解説します。
バランスボールプランクツイストが効果のある筋肉
腹筋群の英語名称・構造・部位詳細・起始停止
読みかた:ふっきんぐん
英語名称:abdominal muscles
部位詳細:腹直筋|外腹斜筋|内腹斜筋|腹横筋
起始:恥骨稜・恥骨結合・恥骨結節|第5~12肋骨外面|胸腰筋膜深葉・上前腸骨棘・鼡径靭帯・腸骨稜|第7~12肋軟骨内面・鼡頚靭帯・上前腸骨棘
停止:剣状突起・第5~7肋軟骨外面|鼡径靭帯・腹直筋鞘前葉・腸骨稜外唇|第10~12肋骨下縁・腹直筋鞘・精巣挙筋|剣状突起・白線・恥骨
腹筋群(腹直筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹横筋)
バランスボールプランクツイストは、まず、その姿勢を維持する動作のなかで、腹筋群のなかでも最表層の腹直筋と最深層の腹横筋に対して効果があり、ついで、捻り動作のなかで腹筋側部に位置する内腹斜筋と外腹斜筋に高い効果があります。
バランスボールプランクツイストのやり方
一回一回センターで動作を止めるのがポイント
こちらが、バランスボールプランクツイストの模範的な動画になります。反動や勢いで捻り動作を行わず、一回一回センターポジションで一度静止することが大切なポイントです。
バランスボールトレーニングの特徴と反復回数
バランスボールを使ったトレーニング・エクササイズの最大の特徴は、その不安定な動作のなかで身体のぐらつきを抑えることにより体幹深層筋=インナーマッスルが鍛えられることです。
また、インナーマッスルは負荷の低い持続的な動作のなかで効率的に鍛えられますので、バランスボール筋トレは15~20回の反復動作で限界がくるような負荷回数設定が適切です。
このほかにも、バランスボールの反発力を筋力の補助に使ったり、逆に負荷に使ったりする種目や、回転力を利用したトレーニング方法もあるのが特徴です。
筋肉の名称と作用
身体を鍛えていく上で、まず理解したいのが全身の主な筋肉の名称と作用です。それぞれの筋肉の役割を知ることで、効率のよいトレーニングを行うことが可能になります。
▼筋肉名称デジタル図鑑
【筋肉名称デジタル図鑑】各部位の名前・作用・筋トレ方法(鍛え方)
身体を鍛えたら食事にも気を使う
筋トレの効果を高める食事や栄養の知識がなければ、いくらトレーニングだけを頑張っても大きな効果は得られません。下記の記事では、三大栄養素に関する基礎知識から、筋トレ目的別の食事メニューの基本理論、具体的な食品食材、実際の筋肥大期と減量期の食事レシピを解説・ご紹介しています。
▼筋トレの効果を高める食事
【目的別筋トレ食事メニュー例】増量期・減量期の食品と具体的レシピを紹介
バランスボール全種目一覧
バランスボール腕立て伏せ
バランスボール足上げ腕立て伏せ
バランスボールプッシュアップ
バランスボールバックエクステンション
バランスボールクランチ
バランスボールプランク
バランスボールプランクツイスト
バランスボールレッグレイズ
バランスボールサイドレッグリフト
バランスボールスクワット
バランスボールランジ
バランスボールダンベルプレス
バランスボールダンベルフライ
バランスボールダンベルローイング
バランスボールトレーニングの総合記事は、下記のリンク先をご参照ください。