エビ類は高タンパク質低カロリーで、ダイエットや筋トレに最適な食品の一つですが、エビフライにすることで筋肉合成カロリーも追加することができ筋肥大バルクアップにも非常に効果的です。
今回は、国内最大クラスのエビフライを格安に作りましたので、その具体的調理レシピもご紹介します。
筋肥大のために必要な栄養素とは
筋肥大のためには、適切なバルクアップトレーニングに加えて、一日に体重1kgあたり2gの純タンパク質が必要です。また、それだけでなく、筋肉を合成するために多くのカロリーが必要で、摂取タンパク質のおよそ二倍のカロリーが必要となってきます。ですので、タンパク質食品だけでなく炭水化物などのカロリー源も十分に摂取しなくては、筋肉はいつまでたっても大きくなりません。
体重70kgの男性の場合、筋肥大バルクアップに必要な一日のタンパク質量はおよそ140gです。これは、乾燥重量なので、肉類などに換算すると約5倍の700gになります。簡単には、体重kg数値×10gと覚えておくとよいでしょう。
また、タンパク質は一度にたくさん摂取しても消化吸収しきれません。一度に消化吸収できるタンパク質はおよそ30g(肉類換算150g)です。一日三回の食事では最大90g(肉類換算450g)しか摂取できませんので、食事の回数を増やすか、プロテインでタンパク質を補う必要があります。
筋トレむきエビフライの材料
こちらが、筋トレむきエビフライの材料ですが、バナメイエビのむき身2パック・パン粉のみといたってシンプルです。なお、パン粉は小麦粉や溶き卵が不要なタイプを使用しています。
筋トレむきエビフライの作り方
まずは、バナメイエビのむき身をフードプロセッサーでペースト状にしていきます。
このような感じで、しっかりとパティー状になるまでフードプロセッサーにかけます。
続いて、衣をまぶすために大きなお皿にパン粉を広げます。
そこに、ペースト状にしたエビのすり身を棒状にして置きます。
お皿の上でパン粉をまぶしながら、さらに細長くしていきます。
画像:twitterより
ちなみに、日本でも最大と言われているエビフライは、エビフライの本場・名古屋にある「海老どて」というエビフライ専門店の全長35cmエビフライですが、今回はそれを上回る長さの40cmを目指しました。
衣をまぶしたエビフライを揚げていきますが、長さがあまりにも長いため、普通のフライ鍋には入りませんので、フライパンに油を多めに入れて揚げることにしました。
フライパンを傾けて油をため、部分ずつ丁寧に揚げていきます。
ある程度加熱されると、エビフライ自体が締まって折れる心配がなくなりますので、ひっくり返して反対側も揚げていきます。
揚げあがりました。実測で35cmと日本最大クラスになりました。
ただし、このエビフライは尻尾がありませんので、尻尾部分の長さを考慮すると、本体部分に関しては、このエビフライのほうが「海老どて」のものよりも長いと考えられます。
また、太さ、海老の総質量に関しても、あきらかにこのエビフライのほうが大きいので、まさに日本最大のエビフライと言っても過言ではないでしょう。
読者の皆様も、ぜひ、これを上回る超特大海老フライを作って、バルクアップしてください。
身体を鍛えたら食事にも気を使う
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