ちんすこうは沖縄銘菓・土産として有名なお菓子ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
ちんすこうとはどんな食べ物？
ちんすこうは、琉球王朝時代に盛んに作られるようになった、小麦粉、砂糖、ラードを主原料として練り合わせて焼き上げ、クッキー状にした焼き菓子です。
その由来は、中国から伝来した桃酥という焼き菓子であるという説と、ポルトガルから伝来したカステラを沖縄の風土に合わせて堅焼きにしたものという説とがあります。
ちんすこうが商品化されたのは1900年代初頭で、商標登録が行われていないため、現在ではさまざまなメーカーから発売されています。
ちんすこうのカロリー・栄養素
ちんすこう1個20gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー：103kcal
タンパク質：0.8g (3.2kcal)
脂質：5.17g (46.53kcal)
炭水化物：12.55g (50.2kcal)
ちんすこうは、炭水化物を中心とした非常に純度の高いカロリー食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
ちんすこうの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
ちんすこうは、とても純度の高いカロリー食品ですので、筋肥大バルクアップトレーニング前のグリコーゲン補給に適しているほか、筋トレ後の食事のデザートとすることで筋肉合成カロリーとしても作用します。
ダイエットの場合
ちんすこうは、カロリーの高い食品ですので、あまりダイエットに適しているとは言えませんが、食事前に少量を食べ、血糖値を上げて満腹中枢を刺激することにより、食欲を抑えるという食べ方もあります。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2～3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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