ナマズは近年ウナギの代用食としても注目されている淡水魚ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
ナマズとはどんな食べ物?
ナマズは、ナマズ目ナマズ科に属する淡水魚で、日本全国に広く分布するマナマズのほか、琵琶湖固有種であるビワコオオナマズ・イワトコナマズの計3種類が国内には分布しています。
一般的に食用とされるのはマナマズですが、滋賀県ではイワトコナマズも食用にする文化があります。
ナマズ食文化はアジア大陸ではとてもメジャーな文化ですが、海産魚が豊富に獲れる日本においては、あまり一般的な食品ではありません。国内においては、滋賀県・岐阜県・埼玉県など、いわゆる「海なし県」で食文化があります。
しかしながら、近年では漁獲量が激減しているウナギの代用食として注目され、埼玉県などでは養殖の試みもなされています。
ナマズのカロリー・栄養素
ナマズ切り身100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:159kcal
タンパク質:18.4g (73.6kcal)
脂質:8.6g (77.4kcal)
炭水化物:0g (0kcal)
ナマズは、適度な筋肉合成カロリーを含むタンパク質食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
ナマズの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
ナマズは、高タンパク質で筋肉合成カロリーとして作用する脂質も適度に含むため、筋肥大バルクアップ筋トレ後の食事として優れています。
ただし、筋肉合成カロリーが不足しますので、同量のご飯と食べることをおすすめします。
ダイエットの場合
ナマズは、ダイエットに大切なタンパク質を豊富に含むだけでなく、腹持ちをよくする作用のある脂質も適度に含むため、ダイエット中のタンパク質補給食品として優れています。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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