カニカマは庶民の食卓にも馴染みの深い練り製品ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
カニカマとはどんな食べ物?
カニカマは「かに風味かまぼこ」の略称で、スケトウダラの練り物を加工し、カニに風味・形・食感を似せたイミテーション食品で、カニは入っていません。
スケトウダラの冷凍練り製品を、一度解凍したのち再冷凍すると繊維状に分離する特性を利用して作られています。
カニカマのカロリー・栄養素
カニカマ100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:90kcal
タンパク質:12.1g (48.4kcal)
脂質:0.5g (4.5kcal)
炭水化物:9.2g (36.8kcal)
カニカマは、高タンパク質低カロリーなタンパク質食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
カニカマの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
カニカマは高タンパク質低カロリーですので、バルクアップ筋トレの筋肉の材料として有効です。
ただし、筋肉合成カロリーが不足しますので、倍量の炭水化物と一緒に食べることをおすすめします。
ダイエットの場合
カニカマは高タンパク質低カロリーですので、ダイエットに不可欠なタンパク質の供給源として優れています。サラダのトッピングにするなどの使い方がおすすめです。
具体的レシピ例
筋トレ向きカニカマ炒飯
こちらが、今回の材料のカニカマ300g・卵2個・ご飯一膳160gおよびトッピングの枝豆です。
まずは、溶き卵を炒め、ある程度固まったら、ほぐしたカニカマと枝豆を入れて炒めていきます。
このような感じで具材がしっかりと混じるで、炒めながら混ぜ合わせていきます。
ご飯を入れます。味つけのベースにはダシつゆなどを使うと美味しくなります。
ご飯をつぶさないように、水気を飛ばしながら炒めて出来上がりです。
是非、お試しください。
ダイエット向きカニカマ豆腐ハンバーグ
こちらが、今回の材料のカニカマ・ハモすり身・焼き豆腐・卵・もやしです。
まず、細かく刻んだモヤシを弱火で炒め、水分を飛ばしておきます。
次に、焼き豆腐を崩し、キッチンペーパーで余分な水分を吸い取ります。
このようになりました。いかに余分な水分を吸い取っておくかが、ハンバーグを綺麗に固めるポイントです。
そして、細く割いたカニカマ・ハモすり身・卵を加えて混ぜていきます。
ふんわりと混ぜるのが食感をよくするコツです。
適度な大きさにし、フライパンで焼いていきますが、焦がさずに中まで火を通すため、弱火で蓋をしてじっくりと焼いていきます。
途中、何度かひっくり返して、最後に強火で水分を飛ばして焼き上がりです。
そうめんつゆなどをかけて食べると、和風でとても美味しくなります。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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