合鴨は、野生の鴨肉に比べるとほどよく脂が乗っており、鍋や南蛮の材料として人気の鳥肉です。
そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
合鴨とはどんな食べ物?
アイガモは、野生のマガモとその家禽種であるアヒルとを交雑した交配種で、性質としても肉質としても、ちょうど両者の中間的な存在で、食品としてはマガモほど淡白でもなく、アヒルほど脂っぽくないため、食肉としてはもっとも一般受けのよい食べ物です。
なお、生物学的には、マガモとアヒルは同種ですので、その交配種であるアイガモも同種となり、生物種としてのアイガモは存在せず、品種として扱われます。
アイガモのカロリー・栄養素
脂質が高いが皮をとれば優良食品
アイガモ100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:333kcal
タンパク質:14.2g (56.8kcal)
脂質:29g (261kcal)
炭水化物:0.1g (0.4kcal)
アイガモは皮の部分に多くの脂身を貯えるため、皮つきの場合は高タンパク質ながらもオーバーカロリー気味であることがわかります。
これは、鶏肉にも言えることですが、皮を除去することでカロリーは1/3ほどになり、皮なし肉は優良なダイエット・筋トレ食品であると言えます。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
アイガモの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
アイガモを食べる時は、必ず皮を取り除き、その上でご飯やうどんなどの炭水化物食品と合わせて食べると、高タンパク質+筋肉合成カロリーが確保できますので、バルクアップの食事として適しています。
ダイエットの場合
ダイエットの食事としてアイガモを食べる時は、カロリーの高すぎる皮部分は絶対に食べないようにしましょう。
皮や余分な脂身を取り除き、鍋などにしてさらに脂質を流出させてから食べると、ダイエットに重要なタンパク質源として有効です。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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