葛切りは和風スイーツや鍋の具材として馴染みの食品ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
葛切りとはどんな食べ物?
葛切りは水で溶かした葛粉を加熱して固めた後、細く切って麺状にした食べ物で、黒蜜をかけて和風スイーツとして楽しんだり、うどんのかわりに鍋に入れたりされます。
現在は、生産量の少ない葛粉にかわり、じゃがいもデンプンで代用した葛切りも少なからず流通しています。
葛切りのカロリー・栄養素
葛切り100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:135kcal
タンパク質:0.1g (0.4kcal)
脂質:0.1g (0.9kcal)
炭水化物:33.3g (133.2kcal)
葛切りは、非常に純度の高い炭水化物カロリー食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
葛切りの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
葛切りはとても純度の高い炭水化物食品ですので、トレーニング前のグリコーゲン補給に適しています。
また、高タンパク質低カロリーな具材とともに鍋で食べると、その炭水化物が筋肉合成カロリーとして作用し、筋肥大バルクアップに効果的です。
ダイエットの場合
葛切りはカロリー食品ですので、ダイエットにおいては食べ過ぎは禁物です。高タンパク質低カロリーな具材の鍋で、少量を食べる程度にとどめましょう。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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