高野豆腐(凍り豆腐)は精進料理などに使われる食材として知られていますが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
高野豆腐(凍り豆腐)とはどんな食べ物?
高野豆腐(凍り豆腐)は高野山で精進料理の食材として考案されたことが生江の由来で、一度凍らせた豆腐を解凍後に乾燥させることでつくられます。
かつては真冬の屋外に豆腐を吊るし、自然の温度によって凍結と解凍を繰り返して作られましたが、現在は屋内の冷凍施設で作られるものがほとんどです。
高野豆腐(凍り豆腐)のカロリー・栄養素
高野豆腐(凍り豆腐)乾燥1個100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:53kcal
タンパク質:4.94g (19.76kcal)
脂質:3.32g (29.88kcal)
炭水化物:0.57g (2.28kcal)
高野豆腐(凍り豆腐)はとても高タンパク質低カロリーな食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
高野豆腐(凍り豆腐)の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
高野豆腐(凍り豆腐)は非常に高タンパク質低カロリーですので、筋肥大バルクアップ筋トレのタンパク質供給食品として有効です。
ただし、筋肉合成カロリーが不足しますので、倍量の炭水化物食品と食べるとよいでしょう。
ダイエットの場合
高野豆腐(凍り豆腐)は高タンパク質低カロリーですので、ダイエットに最適な食材の一つです。脂質を使わないレシピであれば、ほぼ全ての料理がダイエットに適合します。
また、高野豆腐を使ったスイーツレシピなども考案されていますので、利用するのもよいでしょう。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
▼関連記事
人気のダイエット食品
なお、下記の記事はダイエット食品について、詳しく解説したものです。是非、ご自身に合ったダイエット食品を見つけてください
▼関連記事