ういろうは米粉などの穀粉と砂糖を水で混ぜ、蒸して固めた和菓子ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
ういろうとはどんな食べ物?
ういろうとは、穀粉(米粉・小麦粉・ワラビ粉など)と砂糖(白砂糖・黒砂糖)と風味(餡や抹茶)を水で溶かし、蒸して固めた和菓子です。起源は室町時代とされており、当初は黒砂糖風味のものであったとされています。
全国各地にういろうを銘菓としている地域があり、なかでも、小田原ういろう、名古屋ういろう(青柳総本家)、伊勢ういろう(多度ういろ)、京都ういろう(五建ういろ)、神戸ういろう(長田のういろ)、山口ういろう(わらびういろう)、徳島ういろう(阿波ういろ)などが有名です。
ういろうのカロリー・栄養素
ういろう1切れ50gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:92kcal
タンパク質:0.55g (2.2kcal)
脂質:0.1g (0.9kcal)
炭水化物:22.05g (88.2kcal)
ういろうは、とても純度の高い糖質食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
ういろうの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
ういろうは、非常に純度の高い糖質食品ですので、トレーニング前のタイミングで運動カロリーとして摂取するのが適切です。また、カロリーが低めの食事の後であれば、筋肉合成カロリーの追加としてデザートとして食べるのも有効です。
ダイエットの場合
ういろうは、とてもエネルギー効率の良い糖質食品ですので、ダイエット運動やエクササイズの前に少量を運動カロリーとして摂取するのがおすすめです。また、食前に少量を食べることで血糖値を上げ、食事自体の摂取量を抑えることも可能です。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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