フレンチトーストは朝食や軽食に人気のパン料理ですが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
フレンチトーストとはどんな食べ物?
フレンチトーストは、溶き卵と牛乳を混ぜたものに砂糖を加え、それをパンに染み込ませてからフライパンで焼いたパン料理です。
主にアメリカ合衆国を中心にヨーロッパや日本で食べられていますが、よく誤解されることとして「フランス発祥の食文化である」というものがあります。
しかし、この「フレンチ」という名称はフランスのことではなく、飲食店(ニューヨーク州オールバニ)の店主ジョーゼフ・フレンチが命名したことに由来しています。ですので、フレンチトーストはフランス発祥ではなく、アメリカ発祥の比較的新しい食文化なのです。
なお、フランスにも古くから似たようなパン料理「パン・ペルデュ」があり、これは「失われたパン」という意味です。つまり、硬くなってしまったフランスパンに卵や牛乳を染み込ませて焼くことで、美味しくよみがえる調理法で、主にデザートとして食べられています。
フレンチトーストのカロリー・栄養素
フレンチトースト100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:196kcal
タンパク質:7.2g (28.8kcal)
脂質:7.15g (64.35kcal)
炭水化物:25.3g (101.2kcal)
フレンチトーストは、タンパク質を含む炭水化物主体のバランス食品であることがわかります。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
フレンチトーストの目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
フレンチトーストは、適度なタンパク質と十分な炭水化物を含んでいますので、筋肥大バルクアップ筋トレの間食としておすすめです。朝食として食べる場合は、タンパク質が不足しますので、他の高タンパク質低カロリー食品と組み合わせることをおすすめします。
ダイエットの場合
フレンチトーストは、ダイエットに必要なタンパク質を含むものの、カロリーが高い傾向にありますので、ダイエット中に食べるとしても食パン1/2程度に抑えることをおすすめします。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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