筋トレをしても筋肥大しにくい体質の方にとっては、ペヤング焼きそばのような高カロリーフードが筋肉合成カロリーとして非常に有効な場合もあり、実際にオフシーズンのボディービルダーのなかには、このようなインスタント麺をあえて食べてバルクアップする人も少なくありません。
今回は、一人暮らしの料理が苦手な男性を想定して、コンビニ食材だけで作る「筋トレに最適化したペヤング」の作り方をご紹介します。
筋トレ後にはタンパク質だけでOK?
タンパク質の二倍以上の筋肉合成カロリーが必要
こちらが、今回の材料のコンビニで購入したペヤング焼きそば・サラダチキン・茹で玉子・カットサラダです。
なお、標準的なサラダチキン100gあたりのカロリー・栄養素は以下の通りです。
カロリー:115kcal
タンパク質:26.0g(104kcal)
炭水化物:0.5g(2kcal)
脂質:1.0g(9kcal)
高タンパク質低カロリーで非常に優秀な筋トレ食品であることがわかりますが、仮に筋トレ後にサラダチキンだけ食べるとどうなるのでしょう?
筋トレをして筋肥大するためには、タンパク質とその二倍(最低でも)の筋肉合成カロリーが必要になります。この計算だと、サラダチキン100gに含まれる26gものタンパク質のうち、18g近くが単にカロリーとして消費され、筋肉の材料に使われるのは9g弱になってしまいます。
より多くの筋肉合成カロリーが必要な、筋肉のつきにくい体質の方の場合は、さらに有効なタンパク質量は減ってしまいます。
このような事態を避けるため、十分なカロリーを含むペヤングなどを同時に食べれば、サラダチキンの26gのタンパク質は、ほぼそのまま筋肉の材料にすることができるのです。
筋トレ最適化ペヤングの作り方
あっという間に優秀な食品に
まずは、ペヤングに使うお湯を沸かしますが、この時にサラダチキンと茹で玉子(殻をむいて)も同時に温めます。
サラダチキンは中まで温まりにくいので、お湯が沸騰してからも数分程度は加熱し続けるのがポイントです。
お湯の準備ができたら、蓋の説明書きの通りに開封し、かやくを入れます。
お湯を注ぎました。この状態で三分間待機します。
三分間待ったら、蓋の説明書きにしたがい湯きり口をあけ、しっかりとお湯をきります。
付属のソースをかけ、よく麺に絡めます。
あとは、カットサラダ・サラダチキン・茹で玉子をトッピングして完成です。
一工夫するだけで、ジャンクフードが優秀なバルクアップ筋トレ食事メニューになりますので、是非お試しください。