馬肉(桜肉)は熊本県・長野県・福島県の郷土料理として知られていますが、そのカロリー・栄養素をご紹介するとともに、ダイエットや筋トレの食品として考えた場合の最適な食べ方について解説します。
馬肉(桜肉)とはどんな食べ物?
馬肉(桜肉)は、一部の国や地域ではタブーとされる食品で、江戸時代以前の日本では馬肉のみならず獣肉全般がタブー食とされてしました。
しかしながら、実際は廃用馬を食べることは貴重なタンパク質摂取の機会であり、地域によっては半ば公然の食文化として認められてきました。これは、熊本県・長野県・福島県で風習として盛んで、現在ではこれら地域の特産品として認識されています。
また、現在では廃用馬は直接的に食肉加工されるよりも、ソーセージなどに加工されることが主流となっています。
食肉として食べる場合は、馬刺しのほか、鍋やカツにして食べられるのが一般的です。
馬肉(桜肉)のカロリー・栄養素
馬肉(桜肉)100gあたりのカロリー・栄養素
エネルギー:110kcal
タンパク質:20.1g (80.4kcal)
脂質:2.5g (22.5kcal)
炭水化物:0.3g (1.2kcal);
馬肉(桜肉)は、非常に高タンパク質低カロリーな食品であることがわかります。また、牛肉や豚肉に比べてアミノ酸の含有量が多いことも特徴です。
※数値は「食品成分データベース(文部科学省)」を参照しています。
馬肉(桜肉)の目的別の食べ方
バルクアップ筋トレの場合
馬肉(桜肉)は、とても高タンパク質ですので筋肥大バルクアップ筋トレ後の食事メニューとして有効です。
ただし、筋肉合成カロリーが不足しますので倍量のご飯と食べることをおすすめします。
ダイエットの場合
馬肉(桜肉)は、とても高タンパク質低カロリーですのでダイエット中のタンパク質補給食品として理想的な食品の一つです。
バルクアップ筋トレとダイエット筋トレの食事の特徴
バルクアップ筋トレの場合には、体重1kgあたり2gの純タンパク質(肉類換算で10g)と、その2~3倍の筋肉合成カロリー(糖質と脂質)が必要です。
健康的なダイエット筋トレの場合には、体重1kgあたり1gの純タンパク質(肉類換算で5g)が最低限必要で、糖質と脂質の摂取量を調整してカロリーカットを行います。
筋トレと食事の基礎知識
下記の記事はバルクアップ・ダイエットそれぞれの筋トレ目的別に、具体的な食事メニュー・レシピを解説したものです。是非、ご活用ください。
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