ミックスナッツはおやつにおつまみに美味しくて健康に良い栄養素もたくさん含まれています。しかし、カロリーが高く食べ過ぎると太る原因になります。そんなミックスナッツの全てを解説するとともに、人気の商品をご紹介します。
ミックスナッツの8つの種類
クルミ・アーモンド・ピーカンナッツ・カシューナッツ・マカデミアナッツ・ヘーゼルナッツ・ピスタチオ・ピーナッツ
一般的にミックスナッツとして販売されているのもは、クルミ・アーモンド・ピーカンナッツ・カシューナッツ・マカデミアナッツ・ヘーゼルナッツ・ピスタチオ・ピーナッツの8種類のナッツです。平均的な配合のミックスナッツの健康に良い栄養素とそれぞれのカロリーは以下の通りです。
ミックスナッツの栄養素
ビタミン類が豊富
ナッツ類には動脈硬化やコレステロールの低下に効果があるとされるビタミンE、消化吸収やスタミナに必要とされるビタミンB群などが豊富に含まれています。
ミネラルが豊富
ナッツ類にはカルシウムや鉄分といった一般的な日本人の食生活では不足しがちなミネラル分が豊富に含まれています。乳製品が苦手な方でもミックスナッツを食べることで必要なミネラル分を摂取できます。
良質な脂質が豊富
ナッツには多くの脂質が含まれるので、食べ過ぎると太ります。しかしながら、ナッツに含まれている脂質は、αリノレン酸やオレイン酸などの良質で健康に良い不飽和脂肪酸の割合が高いので、適切な量を食べることで受ける恩恵・メリットは多いと言えるでしょう。
必須アミノ酸が豊富
ナッツ類にはバリン(筋肉のエネルギー源)・ロイシン(タンパク質の合成促進)・イソロイシン(血糖値の調整)といった身体を作り新陳代謝をする上で不可欠なアミノ酸が多く含まれています。このほかにも、リジン(脂肪の燃焼)・メチオニン(抗うつ作用)・フェニルアラニン(神経伝達物質の材料)・スレオニン(成長促進作用)・ヒスチジン(脂肪燃焼効果)・トリプトファン(精神安定作用)といった様々な効用のあるとされるアミノ酸を含んでいます。
ミックスナッツのカロリー
ミックスナッツに含まれる7種類のナッツそれぞれの100gあたりのカロリーは、クルミ(674kcal)・アーモンド(606.kcal)・ピーカンナッツ(701kcal)・カシューナッツ(576kcal)・マカデミアナッツ(719kcal)・ヘーゼルナッツ(684kcal)・ピスタチオ(614kcal)・ピーナッツ(585kcl)となっています。
ミックスナッツの内容・種類紹介
クルミ
クルミは、クルミ科クルミ属に属する落葉高木で、その核果の種子を加工したものがナッツとして食べられています。ヨーロッパ南西部からアジア西部にかけてのユーラシア大陸が原産地とされていますが、現在では北半球の温帯地域に広く分布しています。
アーモンド
アーモンドは、バラ科モモ属に属する落葉高木で、その実の種子がナッツとして扱われています。和名はヘントウやハタンキョウとも呼ばれ、果肉は食用とされていません。
ピーカンナッツ
ピーカンナッツは、クルミ科に属する落葉高木でその種実がナッツとして食べられます。脂肪分が多いことから「バターの木」とも俗称されています。アメリカ合衆国テキサス州の州木としても有名です。
カシューナッツ
カシューナッツは中南米原産のウルシ科の常緑高木で、 その種子がナッツとして食用にされています。
マカデミアナッツ
マカデミア(マカダミア)はヤマモガシ科の常緑樹で、その殻果はマカダミアナッツとして食用とされています。 原産地はオーストラリアですが、近年、世界的な主生産地はハワイとなっています。
ヘーゼルナッツ
ヘーゼルナッツはカバノキ科ハシバミ属に属する落葉低木の果実で、ドングリに似ています。食用として世界に広く流通している、ナッツの代表的なものの一つです。
ピスタチオ
ピスタチオは、ウルシ科カイノキ属の落葉高木で、その実はナッツとして食用とされています。
ピーナッツ
ピーナッツは落花生(ラッカセイ)とも呼ばれるマメ亜科ラッカセイ属の一年草の種子です。別名ナンキンマメとも呼称されます。